第二回警察小説選考会を騒然とさせた問題作
警視庁には二つの特殊部隊が存在する。
SATとSIT、指揮系統こそ違うものの、現場を同じくすることも多い。
高校時代に腕試しで警察学校に殴り込んだ過去を持つ中田数彦は、合法的に暴れるためにSATに志願した。
一方の谷垣浩平は異例の抜擢を経てSIT係長になった。
悪童とエリート。生い立ちも信条もまるで異なる二人が衝突を繰り返しながら「厚生労働省解体」をす要求る謎のテロ集団と対峙する。
彼らを捜査するうち、日本の医療制度の歪みが明らかになっていく――
第二回警察小説選考会の場を騒然とさせた問題作。
解説は、同賞選考委員にして、『教場』著者である作家・長岡弘樹氏。
巻末に収録した解説では、作家・長岡弘樹氏が聞き手となって、本書主人公の中田に突撃インタビューを敢行。
『教場』著者が、「教場破り」を試みた悪童を丸裸にします。
第2回 警察小説大賞 受賞作
「教場破り」の末にSAT入隊ーー
冒頭シーンに「教場」著者の長岡弘樹氏も?然!?警察小説史上最悪
ダークヒーロー爆誕鬼田竜次
『対極』 pic.twitter.com/6hMlxZX7TA— 小学館文庫 (@sgkbunko) January 5, 2024
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