世界時空の歴史大図鑑 トンマーゾ・マイオレッリ (著), カルラ・マネア (イラスト), ジョヴァンニ・カプラーラ (解説), 青柳正規 (監修), & 1 その他 西村書店 (2022/8/3) 3,190円

宇宙の誕生からはじまる私たちの歴史。

地球ができて、生命が生まれ、恐竜の時代が訪れます。

そして長い長い先史時代ののち、やがて文字が発明されると、人類は歴史を記録していくようになります。

始点は宇宙の起源で、そこからさまざまな時代が展開して現代までたどりつき、誰も知ることができない未来へと向かうのです。

時空のラインが示唆してくれる、私たちがいま立っている場所。

「これまで」と「いま」と「これから」の秘密は、大胆に、繊細に、この時空の旅が教えてくれます!

<特長>
◆地球と人類の歴史が、圧倒的に楽しい40枚のイラストで俯瞰できる。
ダイナミックな観音開きの仕掛けあり!

◆時空の概念と歴史の大きなうねり、そして人類の偉大な足跡が、この一冊に。
・宇宙の誕生から恐竜の時代まで、古代の文明から2つの大きな戦争まで。
・文学、スポーツ、輸送、発明、建築、絵画と彫刻、音楽、科学、写真と映画の歴史など。

著者について
文 ○ トンマーゾ・マイオレッリ(Tommaso Maiorelli)
大学で哲学を修め、さらに歴史と言語(特に死に絶えた古語)の筋がね入りの愛好者で、2016年より出版企画にたずさわる。本書は2022年ストレーガ・ラガッツェ・エ・ラガッツィ賞で、「絵で描かれた物語」部門の候補作となった。

絵 ○ カルラ・マネア(Carla Manea)
絵と言葉が織りなす情景が大好きなイラストレーターで、グラフィック・デザイナーとしての経験ももつ。おもに児童書やコラム・雑誌のイラストを手がけ、イタリア国内外で出版実績がある。パドヴァの国際コミック・スクールで講師をつとめている。

あとがき ○ ジョヴァンニ・カプラーラ(Giovanni Caprara)
1948年生まれ。科学ジャーナリスト、コラムニスト、エッセイストで、受賞・表彰歴多数。科学史・宇宙開発史に関する著書は30冊以上にのぼり、一部は欧米で翻訳されている。国際宇宙航行アカデミー(IAA)歴史委員会のメンバーで、イタリア科学ジャーナリスト連合(UGIS)の会長など、数々の重責をになう。火星と木星の間の軌道にある小惑星は、その名をとって、「10928 Caprara」と命名された。

監修 ○ 青柳正規(Masanori Aoyagi)
多摩美術大学理事長、東京大学名誉教授。1944 年大連生まれ。古代ギリシャ・ローマ考古学者。1967 年東京大学文学部美術史学科卒業。国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官など歴任。2006 年紫綬褒章受章、2017 年瑞宝重光章受章、2021 年アメデオ・マイウーリ国際考古学賞受賞、文化功労者。ポンペイ「エウローパの舟の家」、シチリアのレアルモンテのローマ時代別荘、ソンマ・ヴェスヴィアーナのいわゆる「アウグストゥスの別荘」の発掘にあたる。著書に『皇帝たちの都ローマ』(中公新書)[毎日出版文化賞]、『興亡の世界史 人類文明の黎明と暮れ方』(講談社学術文庫)、監訳書に『地図を旅する 永遠の都ローマ物語』(西村書店)などがある。

訳 ○ 山崎瑞花(Mizuha Yamasaki)
上智大学文学部史学科卒業(専攻はイタリア・ルネサンス期の文化史)。「想いと文化」を伝える翻訳者をめざしながら、本書との出会いを通じて、幼少期の恐竜愛が再燃しつつある。訳書に『世界 魔法道具の大図鑑』、『まんがでわかる みんなの遺伝子の謎』(以上、西村書店)、『やさしくて あたたかい』(化学同人)がある。


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