邯鄲の島遥かなり【上巻】 貫井徳郎 (著) 新潮社 (2021/8/26) 2,695円

島に生きた、ある一族の百五十年の営み。

渾身の大河小説三千二百枚、開幕! 神生島 にイチマツが帰ってきた。

神か仏のような人間離れした美貌の一ノ屋松造に、島の女 たちは例外なく魅入られていく。

イチマツの子供には、みな体のどこかに同じ徴が あった。

またその子供たちにも――。

明治維新から「あの日」の先までを、多彩な十 七の物語が鮮やかに映し出す。三ヵ月連続刊行スタート。


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