羽毛恐竜完全ガイド BIRDER編集部 (編集) 文一総合出版 (2023/3/14) 2,750円

イラスト図鑑と最新研究の解説で羽毛恐竜と鳥の進化の謎に迫る!

現在の恐竜研究において、最もホットな話題の1つである「恐竜から鳥への進化」を取り上げ、描き下ろしのイラスト図鑑や恐竜研究のトップランナーによる鳥と恐竜の進化の謎についての解説を掲載。

恐竜絶滅後に栄えた鳥類や、羽毛恐竜の展示がある国内外の博物館の紹介もあり、恐竜好きの子どもから大人まで楽しめる一冊。

「そもそも羽毛恐竜とは何か?」

「鳥と恐竜の同じ部分や違う部分はどこか」

「なぜ羽毛は生えたのか」

「羽毛恐竜は飛べたのか」

「羽毛恐竜はどんな色だったのか」

「鳥の形はどう進化したか」

など、研究中のテーマを含めたさまざまな話題を取り上げます。

月刊誌『BIRDER』で「鳥の形態学ノート」を連載している川口敏氏による、羽毛恐竜や絶滅鳥類など30種以上の描きおろしイラストを掲載。

全身図だけでなく腕や足の部分図など、さまざまなビジュアルを掲載しています。

恐竜絶滅後の現代につながる「新生代」には鳥類が大繁栄した時期があり、まるで恐竜のような巨大な鳥が出現しました。

鳥の進化を語るうえで重要なこれらの絶滅鳥類もイラスト付きで紹介します。

羽毛恐竜や絶滅鳥類を展示している国内外の博物館を紹介しています(国内:国立科学博物館や福井県立恐竜博物館など6館、海外:ロイヤル・ティレル古生物学博物館やアメリカ自然史博物館など6館)。

羽毛恐竜の登場で変わりつつある博物館の恐竜展示に関するコラムも収録しました。

国立科学博物館副館長の真鍋真氏や、「NHK子ども科学電話相談」に出演する小林快次氏(北大総合博物館)、田中康平氏(筑波大学)、川上和人氏(森林総研)など、日本の恐竜研究のトップランナーとして恐竜ファンにはおなじみの研究者の寄稿を実現、現時点で最強の執筆陣です。

著者一覧を見れば、日本のどこで恐竜研究が行われているかを調べられます。

「まず始めに羽毛恐竜肯定派から一言。
羽毛恐竜アンチの方は、読まないことをオススメします。

この本は、古生物学と鳥類学のセッションによる、最新研究と考察をまとめた学術的なムックです。
構成としては、恐竜ファンなら大抵知っていることが7割程で2割程が鳥類学からの示唆。残りが両サイドからの考察となっています。
この残り1割の部分に好くも悪くも非常に価値があります。」


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