子育てで大切なこと、やってはいけないこと
シリーズ累計13万部超!
臨床経験30年以上の専門医が現場から伝えたい“本当のこと”
SB新書『自閉症スペクトラム』(2013年3月刊)
SB新書『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』(2018年12月刊)
「グレーとは白ではなくて薄い黒」
「『友達と仲良く』と言ってはいけない」
「『せめてこれくらい』はNGワード」
「宿題は百害あって一利なし」
など、「発達障害」当事者の親にしてみるとぐっと心に刺さることを笑顔でおっしゃる本田先生。
ただし、その解説をうかがうと非常に腑に落ちて、合理的で、子どもの発達に不安や悩みを抱える親御さんには、目からウロコの本になると思います。
親や支援者たちの認識をコペルニクス的に変える!新たな知見を授け、支援の意味に気づかせる一冊です。(編集担当)。
【目次案】
・1章 あらためて、発達障害とは
# グレーとは白ではなくて薄い黒
・2章 発達障害の子の育て方
# グレーならグレーな大人になればいい
・3章 発達障害の子のほめ方・叱り方
・4章 発達障害の子の暮らし方:場面別のポイント
# 宿題は百害あって一利なし
# 校則を盾に生徒をいじめる教師(字あまり)
・5章 あらためて、発達障害の療育とは
本田秀夫先生の「発達障害の子どもにみられる不登校」オンライン勉強会、不登校と銘打っているから就学した子向けに見えるけど幼児保護者の方々にも是非参加してほしい内容だわ
— 元ナス@やっぱり誤字だらけ (@nasu_kosodate) September 12, 2020
著者について
本田秀夫(ほんだひでお)
◎信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授
特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事
精神科医師。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学医学部附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。発達障害に関する学術論文多数。英国で発行されている自閉症の学術専門誌『Autism』の編集委員。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2014年より現職。日本自閉症協会理事、日本自閉症スペクトラム学会常任理事、日本児童青年精神医学会理事。
「「発達障害の子育てを考える8つのクイズ」を校内研修で実施したら、自信をもって答えられる先生方がどれだけいるでしょうか。「子どもの都合」で考えると、目から鱗で保護者や先生が楽になります。それだけでなく、二次障害を防ぐ突破口になると思います。何度も読み返し、子どもとの接し方をできることから工夫してみてはいかがでしょう。」
「とにかく事例が多く、専門家にも、保護者にもわかりやすい。最後の方は、療育やインクルーシブ教育についての筆者の考えが書かれていて、よみごたえがある。」
「この本を読んで、自分がいかに我が子に対して高望みをしていたのかに気づかされました。知らず知らずのうちにプレッシャーをかけてしまっていたのだな、と反省しました。この本は発達障害の子について、例えば習い事や宿題、いじめや不登校など生活の一つ一つに対して筆者の考えが述べられていて、分かりやすく参考になりました。」
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