国道沿いで、だいじょうぶ100回 岸田奈美 (著) 小学館 (2024/5/29) 1,430円

なんだか「だいじょうぶ」な気持ちになる本

近くにいる人を見つめて抱きしめる日々こそが、世界を慈しむことだって確信した。
奈美さんはそういうための力を持ちすぎている。
――河合優実さん

大丈夫な家族と大丈夫じゃない日々を、笑いと涙と他者への想像力とともに軽やかな筆致でつづる自伝エッセイ。

令和のホームドラマとして話題の連続ドラマ

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』

(NHK地上波放送・2024年7月9日スタート予定)の原作者で気鋭の著者・岸田奈美による人気エッセイシリーズ第3弾です!

今回は、弟・良太さんがカレンダー職人になってお金を稼いだり、

岸田奈美さんが空港で札束の詰まったリュックを見つけたり、

人生最悪の病院で注射を打たれたり…

岸田家に降り注ぐハプニングの数々から目が離せません。

SNSでも話題になったエッセイ「国道沿いで、だいじょうぶ100回」、

「魂をこめた料理と、命をけずる料理はちがう」など厳選エッセイ18本を再録。

本書は、岸田奈美さんエッセイシリーズの3作目になります。

1作目の『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、NHKで連続ドラマ化され、かつ採録された「ミャンマーで、オカンがぬすまれた」は、難関国立大学の入試問題として出題されました。

2作目の『傘のさし方がわからない』は、朝日新聞「天声人語」で紹介(2024年3月7日)されるなど、数々の話題をつくった伝説のシリーズです。

前作から2年半ぶりとなる3作目の本書は、この2年半にnoteに書かれた膨大な数のエッセイの中から、岸田奈美さんとともに選んだ傑作ぞろいです。

書籍用に、岸田さんがさらに手を入れてブラッシュアップされています。

ぜひみなさんもご一読ください。

岸田 奈美
作家。1991年、神戸市生まれ。自身のブログ『note』の連載を中心に、ABCテレビ『newsおかえり』コメンテーター出演など。「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」選出。『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった(小学館)』『もうあかんわ日記(ライツ社)』『傘のさし方がわからない(小学館)』『飽きっぽいから、愛っぽい(講談社)』

「ネタバレになるので内容には触れませんがすごく読みやすくて一気に読みました。
そこをそう見るか?!という作者の視点に驚かされてしまう笑えて泣ける本でした。」

「岸田さんの配信エッセイの無料で読める分をほとんど読み尽くし、始めて単行本を購入しました。無料分は途中までしか読めない話がほとんどなので今回各話をちゃんと最後まで読むことができ、それぞれちゃんと収まりのい「下げ」まで辿り着くことができて改めて良いエッセイだなあと感動しました。表題作は無料配信分を読んで半分以上既読だったにもかかわらず涙腺が崩壊し電車とかで読まなくて良かったとホッとしましたし、それ以外の話も心を動かされる秀作ぞろい。しかも文章が面白すぎてアッと今に読んでしまいます。お勧めです。」

「いつもnoteで読ませてもらって、奈美さんの文章が明るくて、読みやすいので大好きです。
なかなか当事者と、当事者家族のことって、側にいないと理解できないのだけれど。
とっても素直に、大変なことも楽しく面白く書かれていて、やっぱりみんなどの人も、大切な誰かの家族で、こういう特性があるんだな、ってわかって接するのと、何故?と思って接するのと、全然違うのでいつもとても助かっています。今回も、また気づきをいただけました。
何があっても、だいじょうぶ、だいじょうぶって言っていると、本当に大丈夫になりますね。」


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