85歳現役、暮らしの中心は台所 高森寛子 (著) 小学館 (2022/6/15) 1,925円

生活道具の使い手として考えた、老いた身にちょうどいい生き方と道具たち

人生百年、心地よい台所で元気に生きよう!

生活道具の使い手として「スペースたかもり」を主宰、日本の伝統工芸を紹介してきた著者。

多忙な生活が一転、リフォームした台所で毎食料理したこの2年。

生活の中心は台所だと実感、台所のブラッシュアップにも力が入った!

改めて見直し、工夫。収納道具も、手放したり入れ替えたり。

本書には、著者の日常生活と、職人仕事が光る選りすぐりの品々が。

使ってこそわかる、23-30年ものの愛用品もあれば、最近発掘したものも。

・漆の汁椀、飯椀、折敷
・染め付けの皿
・山ぶどうのかご
・米研ぎざる、etc.

著者が世に紹介し続けた保存容器「野田琺瑯のホワイト・シリーズ」は、今も大活躍。

定番と新作、その揃えっぷり、使いっぷりも必見。

「高森さんがまた新しい野田琺瑯の使い方を提案してくれました」(野田琺瑯・野田善子さん)

家で過ごす時間が増え、生活をより充実させる「良きもの」をお探しの方、著者と同年代の方、ご両親が著者世代で気になっている方、そして、自分がどういう風に年を重ねていけばいいのかと不安に思っている方に。

欲しいもの、好きなものを追求して楽しむという、生き方のヒントをつかめる1冊です。

表紙のカトラリーは、伏見眞樹さんの作。

竹に漆を施したものです。

高森さんの説明を聞き、手に取ると、「購入してしまう!」という人が続出。

私もスプーンを買いました!

舌触りが絶妙で、より美味しく感じられるのです。

吟味して選んだものを使う日常、その満足度。

まずは本書を読み、狙いを定めてくださいね。

*著者・高森寛子の高ははしごだか、寛は点つき


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