伝説のAV男優沢木和也の「終活」 沢木和也(著)、荒井禎雄(その他) 彩図社 (2021/6/29)

ナンパものAVの一大ブームを作り上げたカリスマAV男優・沢木和也。

沢木は2020年4月にTwitter上で突然、ステージ4の癌を患っており、余命1年を宣告されたとカミングアウトした。

沢木の発言は大きな反響を呼び、氏の終活を支援するクラウドファンディングが立ち上がり、目標額であった200万円がたちまち集まった。

沢木の人生は「性」「犯罪」「AV」「詐欺被害」など、一般人とはかけ離れたものである。

本書ではそれらの過激な内容を、最愛の息子のために包み隠さず綴っている。

「癌で良かった」と沢木が語るようになった真意をぜひお読みください。

「偶然Noteを発見し購入した。沢木氏は小生と同年生まれであるらしい。今年は古賀稔彦氏も急逝された。ガン死が他人事でない年齢になったのだと改めて感じる。小生は常々ガンでは死にたくないと思っている者だが、カウントダウンの時間が残されているだけ、交通事故や脳心疾患よりマシな死に方という見方もできる。
結局自分がこの世に残していくのはわが子しかないという悟りと、その成長を見届けられないという悲観は哀切であり、もし自分が、と思うと身を切られる思いだ。しかし本書を一気に読み終え、氏のメンタルの強さに慄然とした。古の武士もかくやと思しき潔さである。その点も小生などとは比較にならない。
小生のコレクションを見返すと氏の出演作がそこそこあるのに気が付いた。今後どんな思いでこれらを視聴することになるのだろう。」

「一人の男性が癌におかされその男性の職業がたまたまAV男優だった。息子さんの未来をとても心配されている所は読んでいてかなり辛くなりました。癌やそれ以外の病気もいつ罹るかは誰にもわからない。でも、万一のその時のためにも普段から自己実現するように生きて周りも自分も幸せになれるような生き方をしていけたら、と強く思いました。」


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