送る人送られる人もホッと満足できる本
著者の後閑愛実さんは、正看護師として1000人以上の患者を看取ってきました。
最期まで幸せを感じながら穏やかに亡くなった患者、一方で死への苦しみの中で亡くなっていく患者、突然の死を受け入れられず取り乱す家族など、さまざまな看取りを経験してきました。
本書では、そんな経験を綴りつつ、どうしたら人は幸せな最期を迎えられるようになるのかを模索していきます。
「終活」を意識せざるを得ない高齢者にとって、幸せの最期を迎えるためのヒント満載の一冊です。
本学卒業生で、現在看取りコミュニケーション分野でご活躍の看護師 後閑愛実さんが執筆された図書『終活!送る人送られる人もホッと満足できる本』(明日香出版社)を、ご本人から寄贈いただきました?
患者さんやご家族にとっての「幸せな最期」について考えさせられる1冊です。
ぜひご覧ください?? pic.twitter.com/aE9mHJNoLU— 群馬パース大学附属図書館 (@paz_library) August 8, 2022
「終活の本はこれ一冊でOKとはいかないでしょうが、いままでは他人事のよう考えていた自分の死に向かきあうきっかけになる良い一冊といえます。巻末付録の終活チェックリストはいざという時(自分が話せる状態ではなくなった際の)思い描いたエンディングを実現するための意思表示の代わりになりそうな気がしました。」
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