もしあと1年で人生が終わるとしたら? 小澤竹俊 (著) アスコム (2021/3/20)

もし、あと1年で人生が終わるとしたら?

人間関係、家族、仕事、夢、目標、あなたは後悔がないと言い切れますか?

3500人を看取ってきたホスピス医がつづった「人生を変えたいと願う」すべての人に読んでほしいメッセージ。

はじめに、みなさんに質問です。

もし、あと1年で人生が終わるとしたら、あなたは、

旅行に行きたいですか?
家族と楽しいときをすごしたいですか?
もっと仕事をしたいですか?
趣味に時間を使いたいですか?
おいしいものが食べたいですか?
ほしかったものを買うでしょうか。

まだまだやりたいことがたくさんあるという人がほとんどのはず。

では、なぜあと1年とあなたに問いかけるかというと、人生に締め切りを設けることで、何がやりたいか、何が大切かを明確にしてほしいからです。

【人が人生の終わりに考えること】
年間、人生の最終段階の医療に携わり、3500人を超える患者さんたちを
お見送りしてきて、私には一つ、気づいたことがあります。
それは、「死」を前にすると、人は必ず自分の人生を振り返るということ。
そして、自分の人生で誇れること、後悔していることなどを少しずつ整理し、
最終的には多くの方が、「良い人生だった」と納得して、
穏やかにこの世を去っていかれます。
日々忙しく過ごしていると、人はなかなか、自分の生き方を見つめ直した
り、自分にとって本当に大切なものに気づいたりすることができません。
でも、もし。
もし、あと1年で人生が終わりを告げるとしたら……。
私が関わってきた患者さん同様、きっと多くの人が、自分の人生に思いを
はせるのではないでしょうか。
ただ、元気に生きているとき、私たちはなかなか、
その大切なものに気づくことができません。
人生の終わりが近づいてきたとき、初めて、
それが何であるかを知ることも多いのです。
ですから、これからの人生を、
少しでも悔いなく生きるために。
より良く生きるために。
考えたいことを1冊にまとめました。

「私がこの本から受け取った主なメッセージは、世間の目や滅私奉公の精神が強い年配の人たちに向けて「余生はもっと自分のために生きていいんだよ」ということ。」

「最後の何ページかは考えさせられる部分もあって、歳をとると喜びを見つける範囲が狭くなるんだよなぁということを感じました。行動できる範囲も狭くなるし食べられるものも減る。
なんだか今から何十年先の老後をリアルに想像しすぎてしまい、どう生きるかというより逆に虚無感が生じました。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事