木曜日にはココアを 青山美智子(著) 宝島社 (2019/8/6)

わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。

川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。

わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。

小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。

読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。

インスタフォロワー数200万人のミニチュア写真家・田中達也氏がカバーを手がけています。

「読書から遠ざかっていたときに出会ったこの小説、
12の短編が実は全て絶妙にリンクしていて、最後はそれが大きな感動に!
人との繋がりが希薄になりがちな今、いろんなことを気づかせてくれて、人生って本当なもっともっと楽しいのかも!と感じさせてくれました。毎晩、ワンストーリーずつ読むのが楽しみになっていました」

「恋愛短編集。前の作品に出てきたあの人が次の作品ではこうなって、という構成が面白いです。これが可能なのは、文章がとてもうまいからだと思います。読みやすいんですよね。そして、他人にとっては脇役に見えても、自分のドラマでは自分が主役。そんなことを思いました。深いです。」

「冒険モノでもサスペンスでもないので、ドキドキハラハラすることはありませんが
ごく普通のそこらへんにいる人々のお話ですが
心あたたまるお話でした。この手の本好きです!」


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