7.5グラムの奇跡 砥上裕將 (著) 講談社 (2021/10/7) 1,705円

国家試験に合格し、視能訓練士の資格を手にしたにもかかわらず、野宮恭一の就職先は決まらなかった。

後がない状態で面接を受けたのは、北見眼科医院という街の小さな眼科医院。

人の良い院長に拾われた恭一は、凄腕の視能訓練士・広瀬真織、マッチョな男性看護師・剛田剣、カメラが趣味の女性看護師・丘本真衣らと、視機能を守るために働きはじめる。

精緻な機能を持つ「目」を巡る、心温まる連作短編集。

『線は、僕を描く』で第59回メフィスト賞を受賞しデビュー。

同作でブランチBOOK大賞2019受賞、2020年本屋大賞第3位に選出された作者のデビュー後第1作。

「娘が視能訓練士を目指しているので読んでみたくて購入しました。訓練士さんの仕事上に起こるリアルな内容が、普段眼科に行っても知り得ないことなので興味深かったです。」

「よくある成長記録ではありますが、眼科の話がわかりやすいし 主人公たちが爽やかで好感持てます」

「見えることは奇跡の連続なんだ。と改めて教えていただきました。視力を提供させていただく仕事の厳粛さ、難しさとやり甲斐を教えて頂き感謝します。」


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