誰でも学べば一生役立つ投資の基本技術 田向宏行 (著) 自由国民社 (2021/8/3)

日本株・FX・米国株・金・暗号資産・商品先物…何にでも使える!

値動きとトレードの基本は「投資収益」のキモになる!

一度身に着ければ、どんな金融商品でも対応可能!

iDeCoやつみたてNISAを使った投資は、長い期間をかければ必ず報われるのでしょうか。

これらは最終的に「大きな投資元本と長い投資期間」必要ですが、せっかく長期間かけて積み上げた元本が、いつ起こるやもしれない相場の暴落や長期低迷で失われたなら、取り返しがつきません。

本当に自分に合う投資のしかたかどうかは、年齢や収入額も含めそこも考えなければなりません!

◆投資の選択肢は大きく分けて2つ
投資の選択肢は、大きく分けて2つあります。長い時間をかけて投資資金を積み上げ、株の配当や投資信託の分配金といった「インカムゲイン」をもらい続けるか、リスクを取って「キャピタルゲイン(売買差益)」狙いの投資(トレード)を繰り返して比較的短期間で資金を増やすか、になります。

◆投資に必要不可欠なチャートを読み取る技術
古今東西、何らかの取引をして得る利益の多くは、キャピタルゲインです。

これを得るには目利きの技術が必要です。この先トヨタ自動車の株価は上がるのか下がるのか、ドル円相場は上がるのか下がるのか、金相場はそろそろ天井かどうか、など自分が投資する金融商品の先行きを分析し、判断する技術が必要になります。

そのためには過去の「値動き」を見て、相場の波がどう形成されていたかを把握します。

つまりキャピタルゲインを狙って「いいとこ取り」をするには、チャートを読み取る技術が不可欠で、逆にこれが見られない金融商品ではキャピタルゲインを狙うのが難しくなります。

◆有事でも金融市場は止まらない
新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、2020年2月中旬から1か月で日経平均株価は2万3300円台から一気に6000円以上も急落しました。しかし翌週には値幅で3000円近くも急上昇し、5月連休明けには2万円台を回復。

またドル円相場は112円台から101円台へと一気にドルが急騰したものの、10営業日ほどで111円台に戻りました。

つまり結果的には、キャピタルゲイン狙いの「いいとこ取り」にとって、大きな機会となったのです。

このように2001年の9.11テロや2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、そして今回のコロナウイルスなど、これまでにも有事と言われる大きな出来事があり、相場を大きく動かしましたが、いずれも金融市場システムは止まることなく稼働しました。これは大変な強みです。

◆一度学んで身に着けると一生役立つ「相場のしくみ・値動きの基本・投資の技術」
金融商品はそれぞれ、マーケットの規模や市場取引のルール、取引時間帯などは異なりますが、売り手と買い手がいて市場で値段が動くメカニズムは共通しています。

つまり金融商品が変わっても、投資(トレード)の基本はみな同じです。

最初にこの基本をしっかりと身に着けると、日本株、為替取引(FX)、米国株、金、暗号資産、商品先物など、どんな金融商品であってもその個別特性を学ぶだけですぐに対応できるのです。

そして、学びの結果として投資収益が増えれば、どんな時代でも、大きな有事に遭遇しても、世界中のどこにいても、「収入を得る手段」を手にすることができるのです。

しかし、投資には一方で一気にお金が減るリスクもあります。素人が十分な練習もなしにうまくいくはずがありません。

地道な練習が続かない人は、そもそも投資には向いていません。

そこで本書では、これらの知識と技術、その学び方について、はじめて投資をスタートする人でもわかるように、マーケットのしくみ、需給による価格形成、金融商品のリスクとリターン、ローソク足1本からの見方やダウ理論の実践などについて、基本から詳しく解説しています。

著者について
田向宏行 (たむかい ひろゆき)
50代。専業投資家。
学生時代、何年も資格試験に挑戦するも失敗。就職しそこねて、生活のために事業を始める。同級生から出遅れたので、会社経営の合間に1989年から投資も開始。最初は金の積立や株式現物で、一部は現在も保有。十数年で事業を売却しその後は投資に専念。FX取引は2007年から開始し、収入の柱とする一方、株式や不動産などの投資で少しずつ資産形成。週の半分はテニスで加齢と闘う。
2009年ブログ虹色FXを開始。2010年月刊 FX攻略.com でFXコラムの連載開始。2011年よりインヴァスト証券 総合情報サイトINVAST NAVIに為替予想を執筆。2012年より西原宏一メルマガで、ディナポリ・チャートを使った相場分析を担当。2016年11月 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト他、テレビ出演。FXや投資関連書籍の企画やラジオNIKKEIの番組制作、FXセミナーの企画構成やレポートの執筆、YENSPA ! などへの寄稿など幅広く活動。
著書に『相場の壁とレンジで稼ぐFX』、『ずっと使えるFXチャート分析の基本』、『1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX』(自由国民社)、『臆病な人でも勝てるFX入門』(池田書店)、共著に『2021年版 FXの稼ぎ技228』(スタンダーズ)、他4冊、DVDに『ダウ理論で読み取る FXシンプルチャート分析』(パンローリング)などがある。
ブログ(虹色FX)やツイッターで日々、情報発信中!

「これから投資を始める人にもいい内容かと思います。しかし、私がそうだったのですが、株やFXを始めてもなかなかうまくいかず損している人、全然ダメで一度やめてしまった人のほうが、自分がいかにひとりよがりというか、思い込みで適当にやって失敗していたかがよくわかる。内容をよけいに理解できるので、今度こそと再挑戦する人にはよりためになると思う。」


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