二平方メートルの世界で 前田海音 (著)、はたこうしろう (イラスト) 小学館 (2021/4/20)

札幌に暮らす小学3年生の主人公は、生まれたときから脳神経の病気で入退院を繰り返している。

入院するとしばらくベッドの上での生活となる。

お母さんは一緒にいてくれるが、放射線を使った治療のときは、ガラスを隔てて別々になる。家ではお兄ちゃんが鍵っ子になる。

申し訳ない気持ちだ。どうして自分だけが病気なんだろう・・・。

そんなある日、海音ちゃんは、病室で大発見をする。わたしはひとりぼっちじゃなかった!

実在の小学3年生が書いた 「子どもノンフィクション文学賞」(北九州市主催)の大賞受賞作品に、当代一の人気絵本作家はたこうしろうが絵をつけた奇跡のコラボレーション。

誰も予想できない30ー31ページ目の見開きと、ハートウオーミングなラスト。

涙なしには読めない感動作。

【編集担当からのおすすめ情報】
子どもノンフィクション文学賞を、満場一致で受賞した小学3年生の女の子の作文を読んだ人気絵本作家はたこうしろうさんが、その作者・前田海音ちゃんを訪ねて札幌へ。海音ちゃんが見ている札幌の街の風景や、小学校、そして病院を描いた。なにより、海音ちゃんの心を描いた絵本です。

「一度読んでみてほしいです。感動しました。こんな気持ちなんだと思ってまた泣きました。大人の思惑を超えて、小学校3年生の彼女の言葉がささります。」

「絵本のジャンルでいいのか?というくらい、内容の濃い、胸にせまる本でした。病気で苦しむお子さんにももちろんおススメですが、私のような大人でも、生きる意味を今一度考えるとても良いきっかけになりました。珠玉の言葉の数々。みずみずしい感性。どれをとっても素晴らしいです。」


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