最高の死に方 近藤誠(著) 宝島社 (2021/6/10)

誰もが穏やかな最期を望んでいるはずなのに、不本意な死を遂げる人があまりにも多すぎる――。

日本の病院で実施されている事実上の安楽死、鎮静(セデーション)の実態とは?

強引な延命治療や過剰投薬の果てに何が起きるのか?

孤独死は果たして“残念な死に方”なのか?

現代のがん治療や過剰医療に警鐘を鳴らし続けてきた医師・近藤誠が、知られざる死の現場に光をあてながら、日本の終末医療の現状を分析、「最高の死に方」について考える。

2021年3月に実現した、『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一さんとの特別対談も収録。

人生の最期で後悔する人が多すぎる。

〇栄養補給で延命させる病院に「自然死」はない
〇心停止、脳卒中での「孤独死」がもっとも理想的
〇昔の「老衰死」の多くは、がん放置だった
〇老人ホームで不要な薬を処方され「ボケ症状」
〇緩和ケア病棟で行われる“安楽死”の真実
〇がんを治療するから「苦痛死」の地獄をみる

※本書は、書籍『最高の死に方と最悪の死に方』(2018年)の増補・改訂版です

「最高の死に方に医療は不要。固形がん(がんもどき&本物のがん)で手術&抗がん剤治療をするのが最悪の死に方だってことが分かる。抗がん剤治療のあとに待っているのは鎮静という名の安楽死!がん治療ワールドの強欲さは計り知れない!
利益につながれば患者の命など取るに足らない。患者は金を生む物として扱われ徹底的に痛めつけて骨の髄まで吸い尽くされる。不利益になれば殺す。この本の内容を理解できれば救われるけど、新型コロナウイルスのパニックをみると甚だ疑問だ。」

「人は、生きてきたように死ぬ。「医者、クスリ、検査に近づかず、がんになったら、治療ではなく緩和ケア」の心得を、ふだんからよく守りたい。人生の大事なしめくくりを医療に踏みにじられたくないから。」

「最高の死に方とは。近藤先生が、自らも実践する心得は
①死ぬほどの苦痛がない限り医者とクスリに近づかない。
②できる限り検査を受けない。
③がんになっても治療しない。
④親身な在宅緩和ケア医を見つけて苦痛をうまく抑えて、最期まで家で過ごす。
⑤「延命治療お断り」のリビングウィルを書いておく。」


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