賢くなってトラブルから自分を守る本
2019年夏に弘文堂から発売された『こども六法』の公認姉妹本です。
なにかあると、大人は「相談して」と気軽に言います。
けれど相談したらしたで、
「やられたらやり返せ」
「あなたにも悪いところがあるんじゃない?」
といった一見正論だけど、その場しのぎでなにも言ってない
「まあまあ言葉」を返されて、相談しても無駄だなと諦めてしまうことが少なくありません。
それでも諦めないで欲しいのです。
まあまあ言葉を打ち返すために、まず、コミックで、まあまあ言葉の実例を学び、その反論方法を『こども六法』山崎聡一郎氏が解説。
【児童書】「こども六法プロジェクト」フェア開催中です!ベストセラー『こども六法』(弘文堂)の姉妹本、『こども六法NEXT おとなを動かす悩み相談クエスト』(小学館)、こどもたちがぶつかる学校や家庭での悩み事に、一緒に寄り添って考えてくれる一冊です。#こども六法 #ヒルズウォーク徳重 pic.twitter.com/pLs7Sd1IsP
— 丸善 ヒルズウォーク徳重店(2020年6月5日オープン) (@maruzen_tksg) May 2, 2021
さらに、本当に頼れる大人を探し出し、トラブル解決のために動いてもらうに、いじめ問題に詳しい学校の先生、警察、スクールカウンセラー、弁護士、精神科医、虐待に関する児童相談所が、「どんな相談をすればいいか」「効果的な証拠」
「訴えるってこういうこと」など実践的なアドバイスを教えます。
きれい事は一切ありません!
トラブルの渦中にいる君には、その解決の糸口として、まだ巻き込まれていない君には、その予防知識として、君の人生に寄り添う1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
こどものための法律書『こども六法』が知識という名の武器であるならば、その武器を使ってどう戦うかを考えた本です。
いじめやけんかなどのトラブルが起こらず、予防のために読んでいたこの本が活用されないのが一番ですが、それでも、なにか起こったときに、自分が悪いのかもとわきまえすぎず、この本を活用して、自分を守ってくれるよう祈っています。
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