ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます 朝日新聞社会部 (著) 幻冬舎 (2021/2/25)

息子61歳。朽ちる父の遺体と3週間。

40年、父と2人暮らしだった息子は、誰にも父の死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた――。

朝日新聞デジタル・人気連載。記者が見つめた法廷の人間ドラマ30編。

「泣けた」「他人事ではない」。

朝日新聞デジタルの人気連載「きょうも傍聴席にいます。」、待望の書籍化第3弾。

孤独に耐えられなく父の遺体をそのままに、認知症の祖母の暴言に耐えかねて、望まぬ妊娠に悩んで、長い介護の果てに……。

さまざまな掛け違いの果てに、日常の一歩先に引き起こされる事件。

多くの裁判を傍聴する記者たちが、特に強く心に残った事件を厳選し、ニュースに書けなかった人間ドラマを描き出す。

介護、子育て、貧困、孤独……。なぜ、こんなにも追い詰められてしまうのか?

傍聴席で生の声を聞き、表情を読み取ると、事件は当初の報道とは異なる様相を帯びてくる。

「きょうも傍聴席にいます。」から大反響の30編を収録。


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