わたしの美しい庭 凪良ゆう (著) ポプラ社 (2021/12/7) 814円

マンションの屋上庭園の奥にある「縁切り神社」。

そこを訪れる<生きづらさ>を抱えた人たちと、「わたし」の物語。

本屋大賞受賞『流浪の月』の凪良ゆうが贈る、救いに満ちた感動作!

<内容紹介>

小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。

百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。

三人が住むマンションの屋上。

そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。

地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。

悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――

著者について
凪良 ゆう
2007年に本格的デビュー。以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には初の非BL作品『神さまのビオトープ』を発表、作風を広げた。巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。一般文芸における初単行本『流浪の月』で2020年本屋大賞を受賞。おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『おやすみなさい、また明日』『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』などがある。

「もちろん若者だけが楽しめるわけではないですが、どちらかといえば若い方向けかなーという感じはします。細かい内容は伏せておきますが、ちょっとした映画を一本見るような感覚でスラスラ読めますよ。映画化しても面白そうな内容です。」

「もう3回は読みました不思議な気持ちになる1冊。凪良さんの文章は本当に引き込まれます。」

「日常を描いていますが、心が自由にきれいになるような文章でした。いつまでも、この美しい庭の世界観に浸っていたいと思い、読み終えるのが惜しかったです。」


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