夫よ、死んでくれないか 丸山正樹 (著) 双葉社 (2025/3/12) 770円

結婚五年目にして夫婦関係が冷えきってしまった麻矢、離婚を経験した璃子、モラハラ気質の夫に悩みながら一人娘を育てる友里香。

三十代半ばになった大学の同級生三人組は、立場は違えどみな夫への不満を抱え、時に集まり愚痴を言い合っていた。

しかしある夜、友里香はモラハラ夫との間に大きなトラブルが起き、さらに麻矢の冷淡な夫も何の前触れもなく失踪してしまう。

次々起きる事件によって、固い絆で結ばれた三人組の仲にも亀裂が入り始める……。

結婚の本質と危うさに迫る、衝撃のノンストップ・ミステリ!

著者について
1961年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。シナリオライターとして活躍の後、松本清張賞に応募した『デフ・ヴォイス』で、作家デビュー。
コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である手話通訳士を主人公にしたミステリーで、話題となり、続編の『龍の耳を君に』『慟哭は聴こえない』『わたしのいないテーブルで』などが次々と刊行される。2021年『ワンダフル・ライフ』で読者メーターOF THE YEAR 2021に選ばれる。
22年『龍の耳を君に』が第17回酒飲み書店員大賞を受賞。他の著作に『漂う子』『ウェルカム・ホーム!』『キッズ・アー・オールライト』などがある。

「丸山さんの本よく読んでいるので、このタイトルをみた時は意外性もあり読まずにはおれないと一気読み。
リアルな女性達の会話は、丸山さんの取材の賜物だなと。緊張感を保ちつつ、違和感なく読み進めていける。殆どの妻が感じだ経験があると思うが(もちろん私も)仲間で愚痴を言い合ってる間は絶対に行動できないし続けていくことになる。だけど死んでくれるのを待っているより、いっそ捨てる!そうなった時に女の凄いパワーで実行できるのかもと思わせてくれた。
うちの妻に限ってなどど、想像力のない夫さん達にこそ読んで欲しいし、妻達の立場も様々だけど、たまには夫にもこのタイトルを言ってもいいんじゃないと。まさに、あとがきにもある最後の一行。
この続きを、読みたいので続編お願いしたい。」

「タイトルから連想してシリアスな内容なのかと思っていたら、登場人物が意外にもコミカル(マヌケ)だったり、重いテーマだと思ったら、考えようによっては井戸端会議みたいだったり…
とにかく楽しませてもらいました。寝る間も惜しんで(というか、寝るのを忘れて)一気に読みました。
これは映像化すべき作品です。」

「丸山正樹先生の『夫よ、死んでくれないか』読了。感想を散見するにイヤミスだの怖いだのと、読む気の萎える単語。基本推理小説は読まないしましてやイヤミスは苦手。イヤミスの元祖と言われるものを読み、底の浅さにげんなりしたからだったが。杞憂だった。終盤まで女の怖さを見せながら、その怖さは実は・・・・。快晴ではないが、虹の見えるラスト。細部の書き込みも流石。桐野夏生先生の『OUT』を連想していたら示唆されてある。ビルドゥングスロマンの側面もあり、よかった。苦みのありながらも、読後感のよい佳品です。」


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