世はすべて美しい織物 成田名璃子 (著) 新潮社 (2022/11/17) 1,980円

染めて織る、私の物語を

織り人たちの「業」と「歓び」が織りなす、新たな感動作の誕生。

〈桐生の養蚕農家の娘として生まれた芳乃〉と〈東京でトリマーとして働く詩織〉。

伝説の織物「山笑う」をめぐり〈昭和〉と〈現代〉、決して交わるはずのなかった、ふたつの運命が、紡ぎ、結ばれていく――。

抑圧と喪失の「その先」を描く、感涙必至のてしごと大河長編。


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