「ぱなしくん」は、かたづけが苦手な男の子。なんでもそのままにしちゃうからぱなしくんって呼ばれています。
ぱなしくんは、わかっちゃいるけどかたづけない。
愛犬「モジャ」もお手入れしていないからもじゃもじゃ。
ぱなしくんの毎日は、朝、なかなかおきずにねっぱなし。
朝ごはん、食べたうつわはおきっぱなし。
毎日同じ服、きっぱなし。
ぱなしくんのお母さんには、「こんなにちらかしていると、ごっちゃおばけがやってくるわよ」と、言われてしまいます。
その日の夜、どこからか、ふしぎな音が聞こえてきました。
すると、「ベタベタようかい」がやってきて、ぱなしくんのベタベタした机を食べて、ドロンと消えてしまいました。
しばらくすると、今度はくさいにおいの「むわむわようかい」がやってきて、ぱなしくんのくさい服をパクリと食べてしまいました。
「しろくま」シリーズなどで人気の柴田ケイコさんが描く、ユーモアいっぱいのかたづけ絵本。
金高堂本店@kinkodo_kochi にて、柴田ケイコさん@7shibata_illustの新刊『#ぱなしくん』(PHP研究所)を入手。数日前、店員さんに聞いたら店頭には今日入荷とのことだったので、買いに行った。
子どもはもちろん、大人も楽しめる内容。色々、「ぱなし」にしているなあ、と反省#柴田ケイコ pic.twitter.com/KVwj0op1S2— 時計塔@Garden of Words (@kochi_tokeitou) February 14, 2022
著者について
柴田ケイコ
1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。
『おいしそうなしろくま』(PHP研究所)で、第8回リブロ絵本大賞、第27回けんぶち絵本の里大賞アルパカ賞、『パンどろぼう』(KADOKAWA)で、第11回リブロ絵本大賞、第1回TSUTAYAえほん大賞、『パンどろぼうvs にせパンどろぼう』(KADOKAWA)で、第2回TSUTAYAえほん大賞、第5回未来屋えほん大賞を受賞。
主な作品に、「めがねこ」シリーズ(手紙社)、「しろくま」シリーズ(PHP研究所)、「パンどろぼう」シリーズ(KADOKAWA)などがある。
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