パーキンソン病に効く音楽療法CDブック 林明人(著) マキノ出版 (2012/6/15) 1,650円

スムーズに歩ける! 気分も明るくなる!

大学病院や福祉の現場で改善例が続出。

パーキンソン病の治療指針「ガイドライン」でも推奨された音楽療法を試せる唯一の本。

<脳内脳内の歩行リズムを正常化する「特殊音源CD」付き>

パーキンソン病の数ある症状のなかでも、歩行障害は日常生活に大きく支障をきたすものです。

この歩行障害の改善に役立つものとして、音楽療法が注目されています。

パーキンソン病では、脳内の歩行リズムの障害があり、音楽やメトロノームのリズムに合わせて歩行訓練を行うことが有効であると、これまでにもアメリカなどから報告されていました。

これをさらに発展させた方法が、本書で紹介する音楽療法です。

ねらいは、音リズムを聴くことよる脳内の歩行リズムの正常化にあります。

歩行訓練を行わずに、音楽を聴くだけでも歩行障害の改善を可能にしたのが、従来の音楽療法と大きく異なるところといえるでしょう。

具体的には、クラシックや童謡の旋律にのせて、1分間に120回の音リズムをパーキンソン病の患者さんに聴いてもらいます。

こうして一定のリズムで脳を刺激するだけで、患者さんは歩きやすくなり、さらに気分が明るくなることが研究によっても実証されています。

なお、この音楽療法は、パーキンソン病の治療指針「パーキンソン病治療ガイドライン2011」でも推奨されたものです。

「脳梗塞後遺症で、歩行困難になってしまった主人のために、買いました。
リハビリの先生から音楽療法とメトロノームの音のヒントをいただきました。
ネット検索したところ、この本にいきつきました。パーキンソンによくにた症状もありますので
このCDと共に、いろいろ組み合わせて、やっていこうと思っています。

歩きパートの童謡は気持ちがなごみますし、20曲ほど収録されていて、毎日楽しみに聞いています。
はじめは、リズムに合わせられなかった、主人も手拍子から、足踏みまで、あわせられるようになりなした。
すぐに独歩で歩くのは無理ですが、少しずついい方向にむかっているのがうれしいです。」

「パーキンソン病の母にと購入して聞かしていました。
母によいかどうかはわかりません。寝ながら聞かしていたときは音がうるさいから消してくれ!と言われてしまいました。
私は生活にリズムが出来て、キッチンに立つときに時々聞いていますが、リズムを取りながら身体を動かし料理を作って楽しく私が活用しています。(笑)」

「CDについてうるさいというコメントも読みましたので、我が家ではどうかなと思っておりましたが、本人が直ぐに本を読みはじめ、同時にCDを聴いております。
今日が代わるにつれテンポがだんだん速くなりますが、あの速度は罹患している人にとって平均的速度なのでしょうか?ずいぶん早く感じます。」


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