お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか 河合敦 (著) 扶桑社 (2021/9/29) 880円

幕末から明治にかけての激動の時代。戊辰戦争で勝者となった元殿様たちは、新政府で要職を務めたり、外交官や実業家となって腕をふるった。

いっぽうで生活に困り農民になったり、宮司としてひっそりと世を去った元殿様もいる。

では、大名や公家のお姫様たちは、幕末・明治をどう生きたのだろうか。

有栖川宮家から水戸家に嫁ぎ、最後の将軍慶喜の母となった徳川吉子。

ともに将軍家に嫁ぎ、徳川家の最後を見届けた篤姫と和宮のその後とは……?

戊辰戦争で命をかけて逃げざるを得なかった二本松藩正室の丹羽久子や、北海道にわたり辛苦をなめ「開拓の母」と呼ばれるようになった亘理伊達家の伊達保子など、知られざるお姫様たちの生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。

著者について
河合敦(かわい あつし)
歴史研究家・歴史作家・多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。
一九六五年、東京都生まれ。青山大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす。
『早わかり日本史』(日本実業出版社)、『逆転した日本史』、『教科書に載せたい日本史、載らない日本史』(小社)、『渋沢栄一と岩崎弥太郎』(幻冬舎新書)など著書多数。初の小説『窮鼠の一矢』(新泉社)を二〇一七年に上梓。


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事