2024年ドラマ主人公のモデル「三淵嘉子」。
日本史上、女性で初めて法曹の世界に飛び込んだ彼女の人生を綴った長編小説。
嘉子は、明治大学専門部女子部で学び、日本初の女性弁護士の一人となる。
世間からも注目をされていたが、戦争に突入する時代に弁護士となった嘉子は、活躍の場を得られないまま終戦を迎える。
「裁判官三淵嘉子の生涯」#伊多波碧
朝ドラ『虎に翼』が好きで拝読。
女性の自立を阻むのは同じ女性だったりもする、というのは日頃から常々思ってたことだったので嘉子が体験する疑問をリアルに感じました。彼女の生き方と後生への偉業は尊敬するし、少年達との対話は涙を耐えることができなかった。 pic.twitter.com/XgML7RJzNf— 双子moon(幻ノ月音)読書と創作 (@moon61226676) April 3, 2024
戦争で全てを失った彼女に残されたのは、かつて学んだ法律の知識だけだった。
多くの困難を乗り越え、念願の裁判官に就任した嘉子と彼女を慕う仲間たちは、苦境から抜け出せない人々を救うために、政治の力だけでは解決できない問題に向き合っていく。
「三淵嘉子さんは明治の誇り!その土壌をつくった明治は、明大生、OBの誇りです!」
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