60分でわかる! カーボンニュートラル超入門 前田雄大(著)、EnergyShift(監修) 技術評論社 (2021/12/22) 1,210円

脱炭素という課題を企業の成長に変えるポイントが60分でつかめる!

2020年10月の臨時国会で菅総理が「2050年、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言したことにより注目を集めたキーワード“カーボンニュートラル”。

気候変動への対策といった人類共通の課題という側面ばかりでなく、企業にとってはビジネスモデルの転換や新たなテクノロジーの開発、雇用創出などの経営課題やESG評価による投資への大きな影響が生じます。

生活者もエネルギーの転換や食など、生活の抜本的な部分での変化が予想されます。

本書では、

「国際社会および日本の政策」
「影響の大きい産業(エネルギー、運輸、製造)」
「国内外企業の取り組み」
「最先端の脱炭素技術」
「消費生活の変化」

といった、広い視点から身近な事象までを捉えて「カーボンニュートラルとは何なのか」をわかりやすく説明します。

「60分で読み切れませんでしたが、それに読み切れない分お得感を感じました。動画での実況もgood。少なくともカーボンニュートラルの世界では有名YouTuberなのだから、もっとこの本のウリにしていいのでは。」

「急にカーボンニュートラルという言葉が出回るようになって、とりあえず入門書で勉強してみようかなと思って購入。堅苦しい内容だったらどうしようと思ったのもつかの間、開いてみて、「60分で分かる」というタイトルに納得。各テーマごとに左に文書、右に図用が載っていてそもそも分かりやすい仕様になっている。なるほど、これは初心者にもフレンドリーだ。内容も、単に環境的な文脈だけでなく、経済にもカーボンニュートラルが関わっているんだということも分かる構成になっていて、各テーマはコンパクトなのに、一冊丸々を読むとなかなか網羅性もあって、入門書としては非常によくできた内容になっているのではないか。特に後半は日本が有する期待できる技術なども書かれていたり、いま話題のニュースたちについても解説をされていて、ニュースだけでは終えない背景も分かることができた。それらも総合して、コスパはいい良書だと思う。」

「60分で読み終えませんでしたが、ニュースでよく聞く脱炭素が分かりやすく説明されていた。図が多く、動画のQRコードもあったので並行して見られて理解が進んだ気がするので、年末年始の休みにもう一回読んでみ用と思いました。」


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