中高年になると、どうしても深沈代謝機能が衰えてきます。
若い頃と同じような食習慣を続けていると、どうしても脂肪として貯まってくるのです。
脂肪にも2つの種類があります。
お腹の皮の直下にある「皮下脂肪」と、お腹の奥の内臓と内蔵の間にクッションの役割として存在する「内臓脂肪」です。
女性はお腹に「皮下脂肪」がたまりやすく、男性は「内臓脂肪」がたまりやすいのです。
いずれにしても食事を見直して摂取カロリーを減らすことが大事です。
さらに、運動することで代謝量を増やす事が基本です。
ウォーキングや腹筋運動などをしても、なかなかぽっこりお腹が改善しないという声もよく耳にします。
そのような場合、加齢による筋肉の減少の影響が考えられます。
脂肪とはちがう筋肉の現象が原因でぽっこりお腹になっている可能性も否定できないのです。
筋肉が衰えることで、骨盤が後ろに傾いていきます。
そうすることで内臓が押し出されてしまうのです。
内蔵も筋肉で抑えているので,筋肉の衰えでぽっこりお腹になるということですね。
大腰筋は、お腹の奥にあって、太腿と背骨を繋いでいます。
腿を上げて歩くのに重要な働きをする筋肉なのです。
大腰筋が収縮することで、背筋がピンと伸びて美しいS字姿勢を保ちます。
そうして骨盤が前傾して立っている状態を保てるのです。
そのため筋肉を鍛えることでぽっこりお腹を解消することができるということですね。