![黴の生えた病棟で ルポ・神出病院虐待事件 神戸新聞取材班 (著) 毎日新聞出版 (2024/6/24) 1,760円](https://abundant.jp/mystyle/wp-content/uploads/2024/06/hinagata-コピー-2-24.png)
精神科病棟の看護師たちは、夜な夜な患者をもてあそび、笑っていた。
彼らはごく普通の「いい子」たち……のはずだった。
2020年3月、兵庫県神戸市西区の精神科病院「神出病院」の看護師や看護助手ら6人の男が患者への虐待容疑で一斉に逮捕された。
看護の道を志して集まった彼らは、なぜ卑劣な犯行に手を染めたのか。
閉ざされた病棟ではいったい何が起きていたのか。
全国で相次ぐ同様の事件の背景には何があるのか?
地元紙神戸新聞の取材班が事件とその背景に迫る!
【本日発売!】
精神科病院での虐待事件を追った、
地元紙記者たちによる
ルポルタージュ!『黴の生えた病棟で
ルポ 神出病院虐待事件』なぜ全国で同様の事件は続くのか…。
誰もが他人事ではいられない、
そのわけとは?全国書店で発売中です!#黴の生えた病棟で pic.twitter.com/eNfDffO1a2
— 毎日新聞出版 図書編集部 (@mai_tosho) June 24, 2024
プロローグ 押収したスマホから事件発覚
第1章 逮捕後も晴れない疑惑
第2章 虐待を育んだ負の連鎖
第3章 精神科病院で何が起きているのか
第4章 “普通の人”が虐待加害者になる時
第5章 誰も正義の味方にはなれない
「だがしかしこの神出病院に限らず各地でこのような虐待やそれに類似する対応が日常的になっているのだろうと予想される。
医療の構造的改革も必要だが、自分がされて嫌なことは他人にもしないという幼稚園でも学ぶような人間としての基本をどんな職業であれ各自が意識することが改良の一歩になるのではないだろうか。
そうすれば黴だらけの劣悪な環境や人間関係にも我慢出来ないと思う。ノンフィクション作品では犯罪者は仮名でなく実名表記してほしい。」
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