
虚構が現実を侵食しはじめる恐怖――
地方都市の片隅に位置する杏羅町。
三津田信三は、そこで好みの古書店〈古本堂〉を見つける。
そこで奇怪な同人誌『迷宮草子』を入手する。
素人が作ったかのような、下手な革装のその本は、「霧の館」という短編をはじめ、7篇の奇妙な味わいの作品が収録されていた。
だが、読み進めるごとに、現実の世界で奇妙なことが起きるようになる。
三津田は、親友の飛鳥信一郎とともに短篇に隠された謎に挑むのだが……。
革装の本に隠された恐ろしい秘密とは……?
古書店で入手した不思議な同人誌「迷宮草子」。
読み進める三津田信三と飛鳥信一郎だが、謎を解いたと思っても、怪異は明らかに現実を侵食している。
読み進めるごとに不穏さはまし、さらには本そのものに隠されたメッセージにも二人は震撼する――。
「迷宮草紙」に隠された恐ろしい秘密とは。読む者をも巻き込む恐怖の物語。
三津田 信三
2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『禍家』『どこの家にも怖いものはいる』『のぞきめ』『怪談のテープ起こし』『黒面の狐』など多数。
「怖かった…
作中で探偵役の2人が謎を解く度にほっとして、それなのにまた新たな謎を提起されては恐怖するという。
読んでいる数日間中、何かに追いかけられる夢や酷く恐怖を感じる夢ばかり見ていたような気がします。
寝る前に読むもんじゃなかった。
途中で読むのを止めると恐ろしいことが起きそうな気がして、とにかく最後まで読まなきゃ、早く結末を読んで恐怖から逃れたい、という気持ちでいっぱいにでした。結末を読んで、暫く放心してしまいました。
この作者の本は初読なのですが、ほかの作品も読んでみたいです。怖いけど。」「上下巻、横に並べたときのカバー表紙のなんとも言えない一体感。恐怖と美しさは背面にあるのだと思わせます。ホラーが苦手だったのですが、一行一ページ確かめるように読みました。とても面白い、その一言につきます。タロットカード一つにしても、とても凝っており小説の世界観とみごとに一致しています。」
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