世界99 上下巻 村田沙耶香 (著) 集英社 (2025/3/5) 各2,420円

この世はすべて、世界に媚びるための祭り。

性格のない人間・如月空子。

彼女の特技は、〈呼応〉と〈トレース〉を駆使し、コミュニティごとにふさわしい人格を作りあげること。

「安全」と「楽ちん」だけを指標にキャラクターを使い分け、日々を生き延びてきた。

空子の生きる世界には、ピョコルンがいる。

ふわふわの白い毛、つぶらな黒い目、甘い鳴き声、どこをとってもかわいい生き物。

当初はペットに過ぎない存在だったが、やがて技術が進み、ピョコルンがとある能力を備えたことで、世の中は様相を変え始める。

3年以上にわたる著者初の長期連載がついに書籍化。

村田沙耶香の現時点の全てが詰め込まれた、全世界待望のディストピア大長編!

村田 沙耶香
1979(昭和54)年千葉県生れ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003(平成15)年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年「コンビニ人間」で芥川賞受賞。著書に『マウス』『星が吸う水』『ハコブネ』『タダイマトビラ』『殺人出産』『消滅世界』『生命式』『丸の内魔法少女ミラクリーナ』『信仰』などがある。

私たち、ピョコルンに、全部捨てられるようになりましたよね。

性欲を。出産を。育児を。介護を。人生の時間を食いつぶす、あらゆる雑務を。

14年前、「リセット」を経験した人類は混乱の最中にあった。

しかしラロロリン人の考えた「人間リサイクルシステム」がうまく機能し、やがて社会は再生を迎える。

そして49歳になった空子は「クリーンな人」として、美しく優しい世界を生きている。

生まれ育った街「クリーン・タウン」の実家に戻り、同級生の白藤遥とその娘・波とともに。

ようやく訪れた穏やかな社会の中心には、さらなる変貌を遂げたピョコルンがいた。

村田沙耶香渾身の大長編、ここに完結。

都合の良い「道具」・ピョコルンを生み出した果てに、人類が到った極地とは――。

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