センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン(著)、上遠恵子(翻訳) 新潮社 (2021/8/30) 649円

雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。

そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。

未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。

環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。

川内倫子さんの美しい写真と、半世紀たっても輝きを失わない理由を説く豪華執筆陣による解説とともに贈る。

目次
センス・オブ・ワンダー
訳者あとがき
私のセンス・オブ・ワンダー
福岡伸一
若松英輔
大隅典子
角野栄子
写真 川内倫子

「岡山の田舎で生まれ育った私が東京に嫁ぎ、二児の母になりました。今は8歳と5歳の息子たち。日々限られた自然の中に虫を探し、草花を摘み、空を見上げ、夕焼けがきれいだと子供達と一緒にはしゃぐ。私の大好きな時です。でもふと気がつくと、あれ?こんな事をしているママは私だけかな…と寂しく、恥ずかしくなった事がありました。「変わった人」と思われているのかなと。でもこの本に出会い、「変わっている」かもしれないけど、間違いでは無いと思えました。レイチェル・カーソン、ありがとう!あなたの言葉は私の中で生き続けます。子供達の心の中の小道となりますようにと、あなたの言葉を借りて私も願います。今日は満月でした。電気を消し、顔を月光に照らし「明るいね」と子供達と顔を見あっこして眠りました。
これからも「変わったママ」でいきます。」

「1時間以内に一気読みしました。この本を自分が子育て真っ只中に出会いたかったなと思いました。本来、人間に備わっている動物的・植物的感性が大勢の人間との接触や、社会進出などにより、ルールや権力に従わざるを得ない状況となり、みすぼらしい感性になっていく自分をもう一度、豊かな感性に戻してみたいと思わせるような本でした。取りあえず、手当たり次第にレイチェル・カーソンさんの本を読もうと思います。この本の振動を心の奥から感じ取れた本です。本からの振動なんて珍しいと思いました。
最高な本をありがとう。」

「「沈黙の春」の著者として有名な海洋生物学者レイチェル・カーソンからの贈り物。彼女の別荘に赤ん坊の頃から遊びに来ていた甥を連れ、嵐の夜に海辺を散策したり、星空を眺めたり、森を探検したりする様子が、静かに淡々と、しかし詩情豊かに語られます。彼女の残された時間の中で、小さな甥に伝えたかったこと、センス・オブ・ワンダー。それは、せわしない現代に生きる我々への、宝石のような贈り物でもあります。この本を読むと、子供の頃の素直な心に立ち返り、自然に対して静かに耳を傾けたくなります。日常とは少し違った世界が見えてくるでしょう。」


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