世界史劇場 春秋戦国と始皇帝の誕生 神野正史 (著) ベレ出版 (2021/7/14)

紀元前221年、秦王政は斉を滅ぼし、史上はじめて中国を統一しました。

それまで中国は、各諸侯が分立抗争する状態にあり、中国全土を一人の王のもとで支配されることはなかったのです。

そのような中国はいかにして統一に向かっていったのでしょうか。

本書ではその過程にあたる春秋戦国時代を、臨場感あふれる解説で詳しく描いていきます。

この時代には、歴史の展開や思想など、その後の中国史の原型となる要素が詰まっており、中国の歴史を理解するためには避けて通れません。

中国史をこれから学ぶ方にもおすすめです。

まるで劇を見ているような感覚で歴史を体感できる一冊!

始皇帝誕生までの550年
第1章 春秋時代(前期)

第1幕 笑わない王妃?/ 第2幕 最初の覇者/ 第3幕 一枚肋の屈辱/ 第4幕 三舎避かせて猪を捌く/ 第5幕 仮痴不癲の王

第2章 春秋戦国(後期)

第1幕 孔子と老子/ 第2幕 血塗られた玉座/ 第3幕 名君にして暗君/ 第4幕 主客逆転

第3章 戦国の幕開け

第1幕 「鉄」の衝撃/ 第2幕 銭の力/ 第3幕 戦国時代の幕開け/ 第4幕 法家vs抵抗勢力

第4章 秦の抬頭

第1幕 法を為すの弊、一ここに至るか/ 第2幕 魁より始めよ/ 第3幕 鶏鳴狗盗/ 第4幕 離間の計に落つ/ 第5幕 刎頸の交わり/ 第6幕 “便所の屈辱”を晴らさん!/ 第7幕 破滅の足音/ 第8幕 青二才の大失態/ 第9幕 一振りの剣

第5章 天下布武

第1幕 奇貨居くべし/ 第2幕 完全なる粛清/ 第3幕 “才ある者”の死/ 第4幕 牛は牛連れ、馬は馬連れ/ 第5幕 届かぬ匕首/ 第6幕 逸を以て労を持ち、飽を以て饑を持つ/ 最終幕 天下統一

「資料をもとにした神野先生の解釈もいれながらの春秋戦国時代のドラマティックな展開。
神野先生ファンなら迷うことなく買うべき。

歴史から現代にも通じる学びを示唆してくれるのが、神野流です。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事