心臓は自分で治せない、遺伝だから、と諦めている人!
そして「心臓に不安を抱える」すべての人、ぜひ読んでください。
自宅で簡単にでき、科学的にも正しい、東北大学病院が開発した「心臓リハビリメソッド」で心不全、心筋梗塞、狭心症を防ぎ、元気で長生きしましょう!
ある日、あなたは心筋梗塞の発作を起こし、救急車で病院に運ばれました。
入院となりましたが、すぐに手術をしたことで事なきを得ます。
その後、治療も終わり、無事に退院できる運びとなりました。
一件落着。これでひと安心。
果たして、本当にそうでしょうか。
命は失わずに済みました。
でも、きっとあなたは不安を覚えるはずです。
「今までどおりの生活ができるのだろうか……」
気軽に外に出かけたり、車に乗ったりしても大丈夫なのか。
電車に乗り遅れないように小走りしたり、階段を上り下りしたりしてもいいのだろうか。
私は、今まで多くの心臓病の患者を診てきました。
そして、ほとんどの人が、このような不安を抱えていることを知っています。
今までと同じ生活ができなくなってしまうのは、いつ再発するかわからないから。
不安を抱えたままでは、好きだったゴルフにも、カラオケにも行くことができないでしょう。
さらに、入院生活が長引くと、普通に歩くことが難しくなる人もいます。
退院して自宅に戻ったのはいいものの、ひとりでトイレに行けなくなる人もいます。
医者の仕事は、患者の病気を治すことです。
ただし、こと心臓病に関しては、「それで終わり」ではありません。
病気を治して退院した患者が、再発の不安を抱えることなく、安心して社会復帰できる環境をつくる。
これがとても大切なことであり、つねに私はどうすべきかを考えてきました。
そんな思いで開発したのが本書で紹介する「心臓リハビリメソッド」です。
ここまで読んだみなさんにお尋ねします。
「リハビリ」は病気やけがをしたあとに行うものであり、健康体の人には無関係なものだと思っていませんか。
答えは「ノー」です。
健康体の人がリハビリのメソッドを実践しても、高い効果を得ることができます。
こと心臓リハビリに関しては、その傾向が顕著です。
心臓は、自力で「元気」にすることができます。
すでに心臓病になった人も、
心臓に不安がある人も、
そして、いま健康な人も、
心臓リハビリメソッドで、元気で長生きしましょう!
「読みやすい本でした。知りたい病気以外も乗っていて、為になりました。」
「60歳を過ぎた頃から時々左胸が痛むようになりました。かかりつけ医で診て貰ったら特に問題は無さそうでしたが気になっていたのでこの本を買いました。簡単な運動のやり方が分かりやすく書いてあるので早速始めてみました。」
「心臓リハビリテーションのノウハウと効果がわかるとても良い本です。心臓病になると無理をしないで安静にしていたほうが良いのかなと思っていましたが、完全に間違いであることがわかりました。
心臓病で入院したときは点滴や検査などであわただしく、心理的に余裕もないので、主治医のお話の内容をきちんと覚えておくことなんて難しいです。このような本がもっといろいろあるべきだし、病院で紹介してくれるべきではないかと思いました。そういう意味では、この本は表紙デザインがホッとする感じで癒され、中身もわかりやすく優しい感じで書いてあり、すいすい頭に入ります。何度でも繰り返し読めるのも良いと思います。お薦めです!」
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