「こんにちは、お時間いいですか?」「任意なら拒否します」――本邦初、元警察官の著者が赤裸々に描く〈街頭の真剣勝負〉の全貌。
善良な市民もそうでない人も、また現場警察官自身も必読。
本邦初、元警察官の著者が赤裸々に描く〈街頭の真剣勝負〉の全貌。
・どういう法的根拠があるのか? ・警察官はどこを見て「不審者」と判断するのか?
・「違法」と「適法」の境目は? ・どんな成果があるのか?
・「任意だから拒否します」は通用するのか? ・「弁護士を呼びます」は有効な対抗手段か?
・いつも呼び止められる人はどこが違うのか? ・職質の〈名人〉〈神〉の眼力とは?
新潮新書
『職務質問』
著：古野 まほろ「こんにちは、ちょっとお時間よろしいでしょうか?」
「どこをどう疑ったんだ」
「任意なら拒否して帰れるだろ……」
「何で同じ人間ばっかり！」
などなど本邦初、元警察官の著者が赤裸々に描く〈街頭の真剣勝負〉の全貌とか知りたい人は買うと良いよ。 pic.twitter.com/uyvjoCl3gq
— 文車泉 (@huguruma_izumi) October 17, 2021
【目次より】
序 章 職質をめぐる「?」
私と職務質問 職務質問をめぐる謎 etc.
第1章 こんにちは!! ちょっとお時間よろしいですか!?──そもそも〈職務質問〉とは
職務質問の根拠/職質の世界は『デジタル』でなく『アナログ』/所持品検査の法的根拠は?/『荒れる職質』 そもそも法律のいう〈不審者〉とは? etc.
第2章 これって任意ですよね? 任意なら絶対応じません──職務質問対応マニュアル(市民と警察官双方のための)
職質された!! 対応の最適解は……?/ 「任意ですか? 強制ですか?」/「弁護士を呼ぶぞ」「弁護士に電話する!!」/『狩り場』はあるか? etc.
第3章 ビックリしたろうから、夜道には気を付けてね!!──職務質問の技能と成果
〈名人〉〈神〉の実際/職質道に終わりなし/言葉以外の声を聴く/空振り三振大いに結構/服装の乱れは技能の乱れ/仏の心 etc.
著者について
古野まほろ(ふるのまほろ)東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部修士課程修了。学位授与機構より学士(文学)。警察庁I種警察官として警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務し、警察大学校主任教授にて退官。警察官僚として法学書等多数。作家として有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事。小説多数。
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