小説家になって億を稼ごう 松岡圭祐 (著) 新潮社 (2021/3/17)

前代未聞!

業界震撼!

年収億超えの人気作家が本気で伝える禁断のハウツー

いま稼げる仕事はユーチューバー? 投資家? いや「小説家」をお忘れでは?

ミリオンセラー・シリーズを多数持つ「年収億超え」作家が、デビュー作の売り込み方法から高額印税収入を得る秘訣まで奥の手を本気で公開。

私小説でもライトノベルでも、全ジャンルに適用可能な、「富豪専業作家になれる方程式」とは?

ここまで書いていいのか心配になるほどノウハウ満載、前代未聞、業界震撼、同業者驚愕の指南書!

「はじめに――小説家が儲からないというのは嘘」より
「本当は小説家は儲かる」という事実について、実際に儲かっている当事者らは沈黙を守りがちです。けれども「小説家は儲からない」という風説ばかりが広まると、せっかくの才能ある人々が小説家になるのを断念してしまいます。それは文学全般をつまらなくし、出版不況に拍車をかけてしまいます。他の小説の指南書とは、かなり内容が違っているかもしれません。本書でご紹介するのは、小説家で「食べていく」のではなく「儲けて富を得る」方法です。それ以外のことは何も載っていません。貴方の小説が大型書店の店頭を飾り、多くの読者を幸せにし、貴方自身が豊かで優雅な暮らしを送る日々を、心から信じております。

「あまりに面白くて一気に読んだ。なお、当方は小説家志望ではなく読書好きの一般人である。
タイトルは「億を稼ごう」などとやや煽り気味だが、内容としては、創作に真摯に向き合う著者の職業観と、業界内の知られざる内情や失敗談が軽妙な語り口で表現されており、カネの話に終始しているわけではない。何より、小説を書くことがいかに楽しく、小説家たる職業がいかに魅力的なものかを語ることで、業界を盛り上げたいというストレートな思いが伝わってくる。全くの畑違いが読んでも楽しめる本である。」

「印象に残ったのは紹介されている『想造』という創作方法です。
俳優(ライトノベルならアニメ絵)の顔画像を複数そろえてオリジナルキャラクターのたたき台を作り、舞台になる場所の写真も用意し、それらを壁に貼って毎日眺め、その世界に生きるキャラクター同士の掛け合いが生き生きと面白くなってくるまで事細かにイメージする(イメージが面白くならないならどんどんキャラクターを入れ替える・用意した画像は既存のものでも、描き手個人の個性が盛り込まれてオリジナルキャラらしくなっていく)…といった感じのものです。」

「一億稼ぐための実践的なノウハウというよりは、小説家もお金稼げるからと業界を盛り上げたいであろう気持ちと、小説の書き方は控え目でポイントを抑えて、新人から人気作家になるまでに関わるであろう契約関連や生活様式の変化に焦点を当てている。それらの情報を開示して教えてくれる人は多くないのでその点はユニーク。」


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