認知症が進まない話し方があった 吉田勝明 (著) 青春出版社 (2021/8/27) 1,540円

認知症になる方は年々増加し、その介護に向き合う方も増えています。

親や身近な人が認知症になったとき、「症状が進行してほしくない」と思う方は、多いでしょう。

では、症状の進行を食い止めるにはどうすればいいのか――。

その答えの1つが書いてあるのが本書です。

高齢者病棟で25年以上勤務した医師が気づいたのが、「話し方・接し方を変えるだけで、認知症の進行度合いが変わる」ということ。

この臨床経験で得た、認知機能低下を食い止めるための「介護者の話し方・コミュニケーション術」を本書にまとめました。

幻覚、妄想、徘徊などの問題行動が起きたときはもちろん、趣味や散歩時など日常生活でも使える50以上の話し方をイラストを使ってわかりやすく紹介します。

著者について
1956年福岡県生まれ。日本老年医学会専門医、精神科専門医。1982年金沢医科 大学医学部卒業。1988年東京医科大学大学院卒業。医学博士。横浜相原病院にて、院長として25年以上勤務後、横浜鶴見リハビリテーション病院院長。現在、産業医、学校医、神奈川県教育委員としても活動。精神保健指定医、日本医師会認定産業医、全日本音楽療法連盟認定音楽療法士。著書に『認知症は接し方で100%変わる!』などがある。

「施設で働いています。入所者様が子どもの頃の暮らしぶりをお話しされるのを傾聴していますと、幸せな時間を思い出しているのだなと思います。こちらも穏やかな気持ちになります。」

「介護って自分では良かれと思っても独りよがりになってしまう。間違った介護にならないために購入した。ことばの強弱、大きさ、会話など分かりやすくてよく理解できた。読んだ通りに実行することで親も安心しているかのようだった。」


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