
シリーズ120万部突破!『スマホ脳』著者が問う
「なぜ人類は進化の過程でADHDという〈能力〉が必要だったのか?」
生きづらさが強みに変わる世界的ベストセラー!
教育大国スウェーデンの学校現場でも読まれています!
注意力散漫で移り気で、そそっかしくて人の話を聞かない。
なのにクリエイティブで粘り強く、探究心旺盛でハイパーフォーカス能力があったりする……
心当たりがありますか?
あってもおかしくありません、誰でもADHDの傾向はあるのだから、と精神科医の著者は言います。
ではなぜ人類の進化において、そんな「普通とはちょっと違った」脳が生き残ったのか?
いまやクラスに2人?
注意欠陥・多動性障害と呼ばれていたADHDは現在、注意欠如・多動症と呼ばれています。
国立精神・神経医療研究センターによると「診断される子どもの割合は学童期の子どもの3~7%」、
35人編成のクラスなら、2人いておかしくない数字です。
日本では「成人でも診断に該当する人の割合は2.5%」とのことですが、
スウェーデンでは全人口の5~10%、
アメリカでは子どもと若者のおよそ8人に1人がADHDだとする調査結果もあり、
診断数は増加の一途を辿っています。
・ADHD傾向は実はみんなにある?
・なんで飽きっぽいのに超集中もできる?
・食生活やしつけのせい?
・なぜクリエイティブだったり起業家向き?
・なぜADHDが増えている?
精神科医でベストセラー『スマホ脳』の著者がわかりやすく、その謎と〈強み〉を解説します!
スウェーデンで刊行されて以来、「この本に救われた」という感謝の言葉をたくさんもらった。
自分や周りの人のことを理解できるようになり、ADHDの〈強み〉をうまく使いこなす術を身につけられたと
いう人が多い。著者として、また精神科医として、その言葉を聴けるのは本当に嬉しい。
この本が日本の読者にも役立つことを願っている。
――アンデシュ・ハンセン
これほど多くの人が多動で、衝動的で、集中が困難なのはなぜだろうか。
子供にも大人にもそんな特徴が見られ、最近よく話題になるADHDの診断が下りる根拠になっている。
しかしADHDが問題でしかないなら、進化の過程でADHDの人は消えていたはずだ。
では今でもADHDの人は大勢いるのはどういうことだろうか。
そもそもADHDとは何なのか──。
・集中力を保てない
・すぐに気が散る
・指示通りにやるのが苦手
・人の話を聞けない
・整理や計画ができない
・じっと座っていられない
・頻繁に相手を遮る
・自分の番を待てない
・じっとしていられない
・そわそわする
・エンジンがかかりっぱなしで、常にスイッチが「オン」のような状態
・絶えず刺激を必要とする
・貧乏揺すりをしたり、物をいじったりする
心当たりがあるだろうか。あってもおかしくはない。
誰にでも多少その傾向があり、私たち全員がADHDのグラデーションのどこかにいる。
ただ、私のようにADHDの傾向が強くてグラデーションの濃い所にいる人もいれば、淡い所にいる人もいる。
傾向が強い人の場合は大きな問題が生じているかどうかがポイントになり、それでADHDの診断が下り、治療の対象になる。
ここでもう一度先ほどのリストを見てみると、どれも問題になって当然のことばかりだ。
そもそも診断が下ること自体問題が生じているからだが、ADHDには問題ばかりではない。
そのことを本書では述べてゆきたい。
【「目次」より】
日本の読者の皆さんへ
まえがき──ADHDには〈強み〉がある
第1章 ADHDって何?
第2章 この世界は退屈すぎる!
第3章 人類の放浪と〈ADHD遺伝子〉
第4章 遺伝子と好奇心
第5章 ぼんやり脳はクリエイティブ
第6章 ハイパーフォーカス脳
第8章 運動は天然の治療薬
第9章 人間は学校に不向き?
第10章 ADHDが増加するわけ
あとがき
用語集
参考文献
謝辞
訳者あとがき
[著者]
アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen)
1974年スウェーデン生まれ。精神科医。ストックホルム商科大学で経営学修士(MBA)を取得後、ノー
ベル賞選定で知られる名門カロリンスカ医科大学に入学。現在は王家が名誉院長を務めるストックホルム
のソフィアヘメット病院に勤務しながら執筆活動を行い、その傍ら有名テレビ番組でナビゲーターを務め
るなど精力的にメディア活動を続ける。『一流の頭脳』は人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、
『スマホ脳』はその後世界的ベストセラーに。『最強脳』『ストレス脳』『メンタル脳』など日本での著
作は累計120万部を突破している。
[訳者]久山葉子(くやま・ようこ)
1975年兵庫県生まれ。翻訳家。エッセイスト。神戸女学院大学文学部英文学科卒。スウェーデン大使館
商務部勤務を経て、現在はスウェーデン在住。
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