『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。
三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。
交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した2人の天才を考察することで、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。
【1階】猪瀬直樹さん最新刊『太陽の男 石原慎太郎伝』(中央公論新社)のサイン本をお作りいただきました。石原慎太郎と三島由紀夫の歩みを軸に、彼らの残した精神とは何だったのかを語る、猪瀬さんならではの著作です。 pic.twitter.com/ednnrbQVDX
— 八重洲ブックセンター本店 (@yaesu_honten) January 20, 2023
東京都知事と副知事として、作家同士が都庁舎で折々語りあった猪瀬直樹が見た慎太郎の素顔とは……。
『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』に続く作家評伝を、一周忌に満を持して上梓する著者渾身の書き下ろし。
『太陽の男 石原慎太郎慎太郎伝』(中央公論新社刊)
本日発売です!
同調圧力で閉塞感に覆われたこの世界を突破するために何をしたらよいか。
価値紊乱者たれ!
え? 君が代の話? テニスの話?
紊乱=びんらん、と読みます。 pic.twitter.com/zTgQi8dMrL— 猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 (@inosenaoki) January 20, 2023
プロローグ―ー「君が代」と「日の本」
第1章 敗戦の子
第2章 ヨットと貧困
第3章 公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩
第4章 運をつかむ
第5章 スター誕生
第6章 ライバル三島由紀夫
第7章 拳闘とボディビル
第8章 『亀裂』と『鏡子の家』
第9章 「あれをした青年」
第10章 挑戦と突破
第11章 石原「亡国」と三島「憂国」
第12章 「嫌悪」と「海」
第13章 天皇と核弾頭
エピローグ――価値紊乱は永遠なり
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