君が手にするはずだった黄金について 小川哲 (著) 新潮社 (2023/10/18) 1,760円

才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。

認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 

青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。

著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか?

いや、嘘を物語にする「僕」は、彼らと一体何が違うというのか?

いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!

「胡散臭い人が沢山でてきて、胡散臭い人達側の景色も見る事ができる。
ロレックスの偽物への怨念みたいなものが滑稽でした。」

「小川さんご自身を主人公に書かれた短編小説集。
そのため、フィクションとノンフィクションの境目がわかりにくく、そこが面白いところでもある。
特に承認要求をきりとった表題作「君が手にするはずだった黄金について」が傑作!面白かった。
小説家に興味のある人も、読むと面白いと思う。」

「作品と作者の関係性についての小説であり、それらと読書についての小説であり、それは小説の本質と繋がっていて、色々と想像を巡らせて楽しんだ。」


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