
才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの?
青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。
著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか?
いや、嘘を物語にする「僕」は、彼らと一体何が違うというのか?
いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
君が手にするはずだった黄金について / 小川哲 #読了
小説家が主人公の連作短編集。
最初は話が難しそうだし挫折するかも…と思ったけど、読み進めたらすぐに物語の中に引き込まれた。これは私小説なのかフィクションなのか。
主人公の哲学的な思考や、登場人物達の価値観の違いはすごく面白かった。 pic.twitter.com/u3VCVuHiGF— いちこ (@One_co_222) February 9, 2024
「胡散臭い人が沢山でてきて、胡散臭い人達側の景色も見る事ができる。
ロレックスの偽物への怨念みたいなものが滑稽でした。」「小川さんご自身を主人公に書かれた短編小説集。
そのため、フィクションとノンフィクションの境目がわかりにくく、そこが面白いところでもある。
特に承認要求をきりとった表題作「君が手にするはずだった黄金について」が傑作!面白かった。
小説家に興味のある人も、読むと面白いと思う。」「作品と作者の関係性についての小説であり、それらと読書についての小説であり、それは小説の本質と繋がっていて、色々と想像を巡らせて楽しんだ。」
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