うんちの行方 神舘和典 (著)、西川清史 (著) 新潮社 (2021/1/16)

流した後はどこへ? どう浄化される?

そのために誰が、どんな苦労を?

鉄道や船はどう処理している?

もしマンション全戸で一斉に流したら?

あらゆる疑問を徹底取材。

下水を嗅ぎ、汚水処理場に潜り、「5分でウンチが飲料水になる」最新技術に触れ、

トイレメーカーを質問攻めに。さらに元作業員が語った貴重な証言とは――。

フタを開ければ、思わず唸る驚きと素朴な感動がてんこ盛り、奥深い世界へご案内。

「排泄物のみならず下水や衛生事情までたとえ知りたくなくても詳しく知る事ができます。日本は衛生的で下水処理能力が極めて高い国で本当に良かったとも思えます。
著者二人の幼少期のトイレ体験談はわらいめかしていますが恐怖以外何物でもないくらいです。ハエの6本の脚先に何がついているかなど想像するだけで鳥肌が立ちます。鉄道も昔はかなりずさんな処理をしていたのですね。いくら下水処理能力が高くてもオリンピック選手にはかなり失礼でもあります。ビル・ゲイツが真剣なのは理解できますがアレは誰もが無理と言うでしょう。」

「汚物が隠蔽されている社会ではなく、生きることがあからさまになっている社会のほうが健康的です。コロナの時代と日常になかで生きること、そして死ぬことをあらためて色々と考えさせられるドキュメンタリーになっていました。」


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