自意識とコメディの日々 オークラ (著) 太田出版 (2021/12/3) 1,760円

バナナマン、東京03と共に東京お笑いシーンを変えた放送作家オークラの青春譚!

1994年、ダウンタウン旋風が吹き荒れる中、お笑いコンビとしてデビューしたオークラ。

しかし、才気あふれる芸人たちを前に「俺が一番面白い! 」という自意識は砕かれ、己の限界を知る。

「コント愛なら誰にも負けない」と作家へ転身したオークラは、バナナマン、東京03、おぎやはぎ、ラーメンズ──新たな才能たちと出会い、数々のユニットコントを生み出し、仲間たちとさまざまなカルチャーを巻き込んだ作品を世に出すようになる。

SAKEROCK、佐久間宣行との出会いから、いつしか夢となった「カルチャーとコントの融合」を舞台で、テレビで、その実現に向けてチャレンジは止まらない。

『ドラゴン桜2』の脚本を担当し、「コント愛」が多くの場所に広がった今、オークラの自意識はどこへ向かうのか?

天才たちの側で見た誰も知らないストーリー。オークラ初のお笑い自伝。

■見どころ1 “才能の塊”たちと花開いていく物語
システム巧者、バカリズム
バナナマンの衝撃
日村さんが教えてくれたこと
設楽さんと過ごした下北沢の青春
人力舎からのスカウト
山崎君がザキヤマになった日
おぎやはぎの精神革命
飯塚悟志との最悪な出会い
化けたラーメンズ
東京03の覚醒
編集で笑いを生む佐久間宣行
SAKEROCK、素晴らしき才能
ももいろクローバーとウレロ
『ドラゴン桜2』ドラマ脚本の広がり

■見どころ2 奇跡のユニットコントの誕生秘話
チョコレイトハンター/FULL CHAMPION STYLES/
おぎやはぎ+3/おぎやはぎづかじ/Setagaya genico
君の席/東京ヌード/宇田川フリーコースターズ

「バナナマンをはじめとする各人気芸人に対するオークラさんからの見方を知ることができ、とても面白かったです。自分達が持っている受け取り手側からの視点に加えて、作家側からの視点(あくまで一部だとは思いますが)を感じることが出来るという意味で、読む価値があると思います。さらにオークラさんのこれまでの人生についても少し知ることができて、お得だと思いました。」

「元々バナナマンが好きで、ラジオをずっと聞いていて、断片的に知っていたエピソードが情景付きで浮かぶような、素敵な本でした。東京03、おぎやはぎなど、好きな芸人の方々の過去のエピソード、下北の青春時代のエピソード全てにおいて、夢を追う当時のオークラさんの、自意識に苛まれ苦しむ様子と、苦しめられながらもそれを糧に進み続ける姿勢が、まるで青春ロードムービーのように爽やかに感じられます。小学生の頃からバナナマンを見て、感じていた不思議な面白さのバックボーンをしれたので、とても満足出来ました。20万部絶対に売れると良いですね。
あと、日村さんがラジオで、設楽さんが超絶カッコよくて、日村さんがほとんど出てないって仰っていた理由が読んでみて分かりました。
最後に、、、、、なんで下北でチ〇コ出して歩いていたエピソード入ってないんですかね?笑」

「笑い、というより、カルチャーの歴史が綴られた本。
芸人、プロデューサー、影響を与えた人々の名前が出て来るたびに鳥肌がたった。
人を笑わせる仕事はかっこいい、すごい、悔しい
自分も頑張ろうと武者振るいがした。」


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