忙しい人の胃袋は大変です。
ストレス、食べ過ぎ、アルコール、薬、タバコ、さらに不規則な生活。
これらすべてが胃にとっては大迷惑となり、胃の反乱の原因になるのです。
その症状によって対処法もいろいろあるのですが、胃が痛いときはまずは休ませる大切です。
ガンやウイルスにも効果があるのが野菜スープですよ。
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胃を休ませることが大切
食べるのを極力抑えて、吐き気がなくなってから、重湯や葛湯、ホットミルク、スープなど温かくて消化が良くなおかつ薄味のものを少しずつ取るようにします。
赤ちゃんで言う離乳食にちかいようなものから少しずつ様子を見ながら固形物に戻していきましょう。
ここで無理は禁物です。揚げ物や香辛料などの刺激物はしばらく遠ざけておきましょう。
胃を丈夫にするための食事
胃の痛みがひと山越えたときは、胃を丈夫にするための食事を心がけます。
まずは消化を助ける酵素が入った大根おろしと山芋などがいいでしょう。
さらに大根の葉っぱがあればジュースにして飲むのも効果的です。
キャベツに含まれるビタミンUは胃酸の分泌を抑え、胃腸粘膜の新陳代謝を活発にするので効果的です。
これによって胃潰瘍や十二指腸潰瘍を治療、そして予防します。
ビタミンUの別名がキャベジンと聞けば誰もがピンとくるのではないでしょうか。
さらには胃痛だけではなく、食欲不振、吐き気、解毒にも効果があります。
キャベツは胃痛のときに努めて摂取するように心がけましょう。
トイレから出られない!そんなときは
下痢には急性と慢性があります。
急性には飲み過ぎや食べ過ぎからくる消化不良によるものと食中毒です。
消化不良によるものは二日か三日あればよくなるのですが、食中毒についてはきちんとした治療が必要になります。
ひどい痛みの場合は直中毒が考えられるので速やかに病院に行ったほうがいいでしょう。
この場合は遠慮無く救急車を呼ぶことができますよ。
いずれにしてもトイレにかけこむことになるのですが、トイレで飲み食いすることはできませんから、何とかトイレから脱出したら、まず最初にしなくてはいけないのが水分補給です。
飲んだらまたすぐに出してしまいそうで怖いかもしれませんが、それでも飲みます。
ただし、腸を刺激しないようにしましょう。そのためには温かい番茶などを薄めて飲むのが良いです。
冷たい物と繊維の多いものは避けたほうがいい
たけのこ、豆類、果物、炭酸飲料、アイスクリームなどは、胃痛が治まるまで、下痢が治まるまではやめたほうがいいです。
下痢がひどいときは、一日くらい食事を抜いて背負うかの良い物から少しずつ食べていくようにします。
体力回復には食べることが一番なのですが、肝心の胃が受け付けないのですから、まずは胃を休ませることが大切なのです。
そして徐々に体力回復のために食べていくのですが、肉・魚は柔らかく煮たり、蒸したりして、脂っこくないように注意しましょう。
また消化の悪いタコやイカはしばらくは食べないほうがいいです。
さらに筋の多い肉も同様ですね。
これらは下痢を助長するので避けたほうが無難です。