夜色表紙の本 乾石智子 (著) 東京創元社 (2025/10/31) 1,100円

それは、ごく薄い小さな冊子で、

濃紺の革表紙にはいくつかの星座が型押しされ、

銀のインクで一つ一つの星が染められていた。

夜の写本師になれなかった男が、

息子と「夜色表紙の本」の行方を求めて旅に出る

〈オーリエラントの魔導師〉シリーズ最新刊

消えた『夜色表紙』は濃紺の革表紙に星座が型押しされた、薄い小さな冊子だった。

〈夜の写本師〉である父母と叔父がヴァニバスのために書いてくれたのだ。

戦争に行き訃報のみがもたらされた息子が持っていったのか?

息子が死んだなら『夜色表紙』は自分のもとに戻ってくるはず。

息子を探すために〈護符師〉ヴァニバスは旅立った……。〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ最新作。

著者あとがき=乾石智子

著者について
乾石 智子

山形県生まれ。山形大学卒業。山形県在住。1999年教育総研ファンタジー大賞受賞。スターウルフで目を覚まし、コナン・ザ・バーバリアンから最初の一歩を助けてもらった。著作に『夜の写本師』『魔道師の月』『太陽の石』『オーリエラントの魔道師たち』『紐結びの魔道師』『沈黙の書』『イスランの白琥珀(こはく)』『神々の宴』『久遠(くおん)の島』『闇の虹水晶』『滅びの鐘』『月影の乙女』などがある。


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