学校に行けない自粛生活を過ごすなかで、自分の性自認が「女なのかもしれない」と気づいた男子高校生・ゆう。
実は大学生になる姉の性自認も男だと発覚し、兄弟で男女逆転の大騒ぎに。
いつもと違う「新しい春」を迎える。
コロナ禍の高校生の青春と苦悩、春夏秋冬の様々な転機を描いた連作短篇。
安藤正子の作品「APE」が蜂須賀敬明さん著者の小説『落ち着いたあかつきには』の装画として使用されました
『落ち着いたあかつきには』 著者/ 編集:蜂須賀敬明
出版:双葉社 発行形態:単行本 ページ数:288ページ 発売日:2022年7月27日 定価:1,870円(税込) pic.twitter.com/6FzMogePm5— 小山登美夫ギャラリー (@tomiokoyama) July 29, 2022
著者について
1987年、神奈川県出身。早稲田大学卒業。
2016年、『待ってよ』で第23回松本清張賞を受賞。
横浜の神々のバトルロワイヤル小説『横浜大戦争』が話題となり、第4回神奈川本大賞受賞。
他の著書に『横浜大戦争 明治編』『横浜大戦争 川崎・町田編』『バビロンの階段』『焼餃子』がある。
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