ブランディングが9割 乙幡満男(著) 青春出版社 (2020/6/20)

イオン、マツモトキヨシのPB(プライベート・ブランド)再生に貢献、Japan Branding Awards最高賞受賞の実績を持つ著者が説く極意。

現代ではさまざまな商品のグレードが高く、「いいモノ」であることはもはや当たり前。品質を上げたり、価格を抑えるだけでは売れなくなりました。

そこで必要なのが、「ブランド」力を高めることです。ブランド戦略がうまくいけば売上を伸ばすことも難しくありません。

ブランディングというと、「費用がかかる」「すぐに結果が出ない」「難しそう」……

こんなイメージを持つ人が多く、規模の小さい会社ほど「ブランディングは大企業が行うもので、儲けにつながらない」と考えがちです。

しかしポイントをおさえれば、小予算でも、ブランド戦略を構築・実践して売上を増やすことはできるのです。

本書では、実例を挙げながら「ブランドづくりのポイント」を開示し、ブランディングの基本から応用まで、わかりやすく解説します。

「ブランディングに関心があり、手に取りました。
ブランディングとは何か、ブランディングがなぜ必要なのか,ブランドをどのように構築していけばよいのか、そしてどのように維持していけばよいのかなどについて,さまざまな理論と具体例を用いてわかりやすく説明されています。
繰り返し読んで自分のものにしたいと思わせる内容です。社内の勉強会などで教材として用いてもいいのではないでしょうか。とても勉強になりました。」

「コトラーの理論やアーカーの基本原則をふまえながら、ブランドマネジメントの基礎知識と押さえておくべきポイントをわかりやすく解説している。説明が体系的なので、自社のブランドに関する考え方を整理するうえで役に立っただけでなく、読み進めるうちにいくつかの気づきが得られた。実務家の視点からのアドバイスやノウハウの提供も実践的で、やるべきこととやってはいけないことが端的に述べられている。

小さい会社を意識して書かれているためか、予算が不足しがちな事情にも配慮して、あまりお金をかけずにできる手法を紹介しているのも親切だ。自社でブランドを保有して、育てていこうと思うなら、最低でも本書くらいの知識は必要だろう。ブランドを構築するための平易な入門書としておすすめしたい。」

「著者は購入を決めるのは9割がブランディングと言いきっています。この著書を読むとその理由に納得がいきます。今までの大企業向けのブランディングの本とは異なり、わかりやすく、ちいさな企業でも、個人事業でも使えるブランディングのノウハウを身に着けることができます。またブランディングを中心において、マーケティング戦略についても幅広く解説しており、ブランディングからマーケティングの入口もわかるような構成になっています。豊富な実務経験に裏打ちされただけあって、一気に最後まで読み通しました。この本はブランディングのみではなく販売戦略全般に広がるお得な本だと思います。」


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