時代はますます軽自動車へ。
そのコスパたるやハンパなし!
スズキの人気モデル、軽自動車のハスラーが一部仕様変更を発表。ちょい外観に色気をプラスした特別仕様車Jスタイル2を加え5月23日から発売するといいます。
運転支援装置から快適装備まで普通車顔負けの最新軽自動車だけに見どころ十分。早速、チェックしてみましょう。
目次
フルオートエアコンにナノイーX搭載。ベストセラーのスズキ・ハスラーがさらに進化!
個人的にもイチオシの新装備は、スズキとして初採用の「ナノイーX」搭載フルオートエアコンの搭載です。
ウイルス除菌にたけたこの技術、じつはパナソニックのお家芸であり、家庭用から大規模施設の業務用まで広く世の中で活躍しています。
保湿効果もあるので髪にも優しい。黒髪ロングじゃなくてもうれしい装備じゃありませんか。
走りに関するアップデートは、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能を全モデルに標準装備したこと。
また、こりゃ便利と感じたのが狭路でのすれ違い時の接触防止をサポートする“すれ違い支援機能”です。
ちょっと地味なこの機能、「全方位モニター付メモリーナビゲーション」装着車に限定されるものの、死角となる左側面と前方映像をモニターに映し出す。
僕が乗ってる車ですが軽自動車のハスラーです!デザイン性と収納と燃費と安全性に惹かれました! pic.twitter.com/ULjocj2z6v
— たつや(たっちゃん) (@ktktktkt0108) May 14, 2022
安全システムメーカーオプションは是非付けたい
安全性に関わる機能は普通車と遜色ありません。
先に触れた「全方位モニター付メモリーナビゲーション」はメーカーオプションですが、ナビ、フルセグ、全方位モニター機能など、ほぼフルカバーで18万4800円。
ザックリいえばこの価格って車両価格の10%強ですが、機能を考えれば高くありません。
購入時には是非とも検討・装備したい機能です。
スズキ・ハスラーの車歴を振り返れば、デビューそのものは2013年のクリスマス・イブまでさかのぼります。
トール系ワゴンとSUVの融合をコンセプトに開発・誕生。
その後の人気は皆さんも知るところですが、従来の軽自動車=実用車という構図から脱却した“趣味車”という域まで昇華させたのがミソといえるでしょう。
親父は軽自動車(ハスラー)乗ってるけど煽られた事はそんなにないゾ(ごく稀にあるけど)
多分運転席見てるな…うん。— ∞拓姫観光??ツイプロ必読 (@10kiHimeDC5S) May 14, 2022
オプション付きフル装備で200万超だが…
デビュー当時を思えば、なんとなくアラレちゃんのCFを思い出しますが、その進化は凄まじく、いまや全モデルがハイブリッドシステムを搭載。
NAの他にターボエンジンもあるので軽自動車のパフォーマンスに懸念があればターボを選べばいいと思います。
マニュアルミッション車こそないものの(全車CVT)、2WDと4WDは選べます。
エントリー価格は2WDが138万7100円、4WDが152万1300円です。
イチバン高いの買っても183万3700円。
オプション載せれば200万円超になりますが、資材不足の昨今、機能と装備を考えたらまだまだお安い……と思える時代ではないでしょうか。
いずれにせよ、日本の軽自動車ってパフォーマンス抜群だと思います。
ネットの声
「新車販売台数のうち軽が4割となったのは、肥大化し続ける登録車が増えたのが第一の理由だろうけど、軽の商品力と完成度が上がったのと日本の自動車市場(顧客心理)の成熟というのも無視できないファクターだろう。
即ち、日本国民にとって自動車が「夢の乗り物」ではなくなり、軽だろうがトラックだろうが安全快適に乗れる様になった。
現行のガソリン軽は難しいだろうけど、BEVやストロングHVの軽なら横幅肥大化著しい欧州で売れるんじゃないかな?
全世界の自動車メーカーが同じ方向を向いている今だからこそ、世界に通用する、より小型な車を作り続けることが強みになるだろう。」「そりゃ軽自動車は優秀ですが、ならなぜ海外で販売しないのですか?
つまるところ、それに尽きます。
衝突安全性能で普通自動車に敵わず、決められたサイズで海外シティーコミューターに敵わず。
ガラパゴス軽自動車は、第なんちゃらビールと同じですよ。
こんなのに力を入れていたら、いつか国際競争力は無くなりますよ。
途上国にはよく安い国民車がありますが、そんなものばかり作っても国際競争力は上がっていませんからね。
失われた30年で日本が途上国化したが故に、軽自動車が国民車になっているのでしょうね。
バブル期まで2割以下だった軽自動車が今や、4割以上。日本は貧しくなりました。
日本人が100万円台の軽自動車しか買えなくなっている今、諸先進国では400万円台も今や大衆車ですからね。」「コスパ最強の軽自動車、セダン、SUV、ワゴン、ハイトワゴン、バン、スポーツカーとタイプも豊富で装備は実用車として使うためのアイデアが満載、最近では様々な安全装備が搭載され、もはや感心するしかない。唯一の欠点は衝突安全性だけ。こればっかりは安全装備で可能な限り事前に衝突回避出来るようにするしかない。」