ソロで走るのとはまた違った楽しさがあるのがバイクの二人乗り(タンデム)。
しかし、実際二人乗りをするには知っておくべき決まりやしっかりとした準備が必要です。
人の命を預かっていることを心に留め、安全で楽しいタンデムランを心がけましょう。
目次
二人乗りをする上でのルールとやっておくべきことの確認
一般道の二人乗りは免許取得後1年から
基本的なことになるけど、バイクで二人乗りするには「二輪免許を取得して1年経過してから」と法律で定められています。
タンデムのために免許を取った人には長く感じられるかもしれませんが、その間にしっかりソロでのライテクを磨いて準備しておきましょう。
タンデムマスターへの道は1日にして成らずです(ちなみに違反した場合、反則金1万2千円/点数:2点が課されます)。
高速道路の二人乗りは20歳以上+免許取得後3年から
高速道路で二人乗りをする場合はもう少し条件がきびしくなります。
20歳以上で、免許を取得してから3年以上経過していることが条件です。
二人乗りができない道もある
また首都高速の一部の区域(赤色の部分)では上記の条件に関わらず、二人乗りが禁止されています。
https://abundant.jp/abundantNews/wp-content/uploads/2021/12/Metropolitan-Expressway_no-tandem_map-1024×758.png
タンデマーの心得
後に乗るタンデマーにも同じ装備を準備しましょう。
バイクに乗る際はライディングギアをしっかり装着すること。
タンデマーだからといって軽装でいいわけがなく、ライダーと同じ装備が望ましいです。
さらに安全面を考えるならヘルメットもフルフェイス、もしくはジェットタイプを用意します。
これもライダーとしての責任です。
後ろに乗る人はタンデム経験があるか確認
タンデマーがタンデムの経験があるかを聞いておくことも大切です。
バイクが加速や減速時にどういった挙動をするかということがわかれば、走行中もその動きに対応しやすいからです。
また、経験がない人にはバイクの危ないところも合わせてていねいに教えてあげましょう。
信頼性も上がること間違いなしです。
未経験の人にはバイクの特徴を教えてあげる
タンデマーの座っているすぐ下には走行中にものすごい勢いで動き回るタイヤやホイール、チェーンなどがあるので巻き込まれることのないように。
サスペンションも靴ヒモがからまないように注意を促します。
もう一つ注意が必要なのがマフラーやエンジンなど、熱をもつパーツがあること。
走行直後にはかなり高温になるので触ってしまうとうっかりでは済まされない火傷を負ってしまうことも。
乗降時はとくに注意を払いましょう。
バイク二人乗りシーンが出てくる映画は名作説ある pic.twitter.com/Ro3OBH9rSL
— mochizuki。 (@mchz_k) December 11, 2021
さらにタイヤの空気圧を調整しておくとGOOD
人ひとりを多く乗せるのだからバイクにかかる負担は単純に大きくなります。
たとえばタイヤの空気圧はソロとタンデム時で設定が分かれているので、より快適さを求めるならしっかり合わせておきましょう。