大沢たかお主演『沈黙の艦隊』の実写映画化…公開は9月29日

大沢たかお主演、かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』が実写映画化。撮影には実際の潜水艦を使用

かわぐちかいじ原作の実写映画『沈黙の艦隊』が9月29日に公開されます。

Amazon Prime Video初の劇場版映画となる『沈黙の艦隊』のあらすじは、日本の近海で発生した海難事故で海上自衛隊の潜水艦・やまなみが沈没。

艦長の海江田四郎二等海佐ら全乗員76人の生存は絶望的と報道されます。

しかし、事故は彼らを日米が極秘に作った原子力潜水艦に乗務させるための偽装工作だったというもの。

海江田四郎役を演じるのは大沢たかお

同作のファンだという大沢は防衛省、海上自衛隊との協力体制の構築や、かわぐちかいじへの企画プレゼンを行なうなど、プロデュースも務めます。

監督は『ハケンアニメ!』の吉野耕平。

制作は映画『キングダム』シリーズや『銀魂』シリーズなどのクレデウスが担当。

日本で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影では実際の潜水艦を使用しているそう。

発表とあわせてティザー映像が公開

「地球の70%は海だ。これほど広大な海を前にして、どうして人は争うのだろうか」というセリフの後に、艦内の様子を見つめる海江田四郎の姿が映し出されています。

スタッフのコメント

【Prime Video 日本オリジナルコンテンツ製作責任者 早川敬之のコメント】
かわぐち先生の代表作の一つである「沈黙の艦隊」の実写化を弊社に託していただき、大沢さん、松橋さんという日本のエンターテインメント界が誇るクリエイターの皆様とタッグを組んで日本のAmazonスタジオチーム史上最大のプロジェクトを実現できることを心より感謝しています。

衝撃と迫力に満ちた本作をお客様にお届けできることを楽しみにしています。

【大沢たかおのコメント】
30年という時空を超えて、実写化不可能と語られ続けた伝説のコミック「沈黙の艦隊」を、今年ついに実写化させていただくことになりました。

かわぐちかいじ先生、そして全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

日本初の原子力潜水艦を奪い逃亡、そして核という脅威を武器に世界と対峙する主人公「海江田四郎」を演じさせていただきます。

世界中が大きな変化の波に突入した、この令和という時代。

今を生きる全ての人に観ていただきたく、最高のスタッフ、キャストが集結し只今撮影真っ最中です。9月29日の出港まで今しばらくお待ちください!!

【かわぐちかいじのコメント】
大沢さんを中心とした俳優陣と撮影スタッフたちが、一丸となってこの作品に挑んでいる姿を現場で拝見しました。

30年以上前に生み出したこの艦を、ふたたび世界へと航行させるために、彼らクルーたちを頼りにしています。

【吉野耕平監督のコメント】
原作者のかわぐち先生をはじめ、多くの方々が積み重ねてきた想いを少しでもスクリーンへと届けられるようにチーム一丸となって制作を続けています。

暗い海の中の熱い物語を、是非劇場の暗がりの中で体感していただければと思います。

【松橋真三プロデューサーのコメント】
連載で原作を読んでいた当初から、常に心に留まり続けてきた物語でしたが、今ほど、実写化せねばならないと思ったことはありません。

エンターテインメントを作る者として、日本に、世界に、いま届けたい驚きと感動があります。

想いを同じくする仲間、日本の映像技術、エンタメの多様性、自身の経験。

運良く、然るべきときに全ての条件が整いました。

ネットの声

「あの長編の映画化なので、何本かに分けて制作されるんだろうとは思います。シーバットは現有潜水艦であの形は存在しないので当然CGになるのでしょうが、リアリティあるものとして欲しい。
個人的には北極海下での米シーウルフ級との死闘が観たい。
空母いぶきの様に、色々と周りに気を使いすぎて別物となった前例は踏襲して欲しくない。」

「アニメ化から20余年、もう無いと思っていた映像化がついに!!
・・・と一応期待はしてみるものの、やっぱり不安の方が先行(苦笑)
改変されて別物のストーリーとか、チープなCG艦隊は見たくないなあ。
アニメ版は中盤までのストーリーで計3時間ほどあったと思いますが、それでも結構なエピソードがカットされました。1本の映画で全編まとめようとすると、相当端折られるでしょうね。対ソ連戦、選挙編は丸々カットされそう、あそこも面白いのに・・・
あ、テーマソングは「たかお」繋がりで再起用を期待しますw」

「阿部寛さんと大沢たかおさん、共に自分らがガキんちょの時にメンズノンノを飾っていた超イケメンの憧れの存在だったけど。
こうして役者として大成されて、しかも今でも難しい役柄にも取り組まれている姿をみると、昔からよく知ってる先輩が活躍されているかのようで励みになる。大沢さんの沈黙の艦隊、めっちゃ期待しております。」

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