やっぱり日本人とユダヤ人は繋がっていた!?『日本にやって来たユダヤ人の古代史』

『日本にやって来たユダヤ人の古代史』田中英道著 「正史」見直す斬新な説が続々

『旧約聖書』の時代から5世紀にかけて、秦氏ユダヤ人が5波に分かれて日本に渡来し、日本人に同化していったことを、実例を挙げながら論証した研究書です。

秦氏ユダヤ人たちは日本の神話の登場人物となり、天皇家を支え、古墳や神社を造り、日本の文化や芸能の形成や繁栄にも関わりました。

「日ユ同祖論」は誤りで、ユダヤ人は日本人に同化していった

秦氏ユダヤ人の日本への同化は、ミズラ(ペイオト)の髪形にした人々の移動ルートや、「ユダヤ人埴輪(はにわ)」を見ればわかると著者の田中英道氏は主張します。

また日本とユダヤのつながりというと、日本人とユダヤ人の先祖は同じだとする「日ユ同祖論」が有名ですが、田中氏によるとそれは完全な誤りだということです。

さらに、日本の多くの歴史学者はマルクス主義や左翼思想にかぶれているとして批判し、古代史研究は形象学(フォルモロジー)を取り入れた上で全面的に見直すべきだと訴えます。

ユダヤ人研究の集大成

著者の唱える「同化ユダヤ人説」がわかりやすく書かれており、大きな反響を呼んでいます。

フランス・イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本文化や歴史の「すごいところ」を独自の視点で紹介してきた「知の巨人」が、日本の言語・文化・芸術の形成に同化ユダヤ人がどれぐらい貢献したかを明らかにした、この一書をお勧めします。

日本にやって来たユダヤ人の古代史 田中英道 (著) 文芸社 (2022/11/15) 1,760円

彼らはなぜ日本人に同化していったか?

彼らはなぜ天皇を支持したか? なぜ多くの神社仏閣を造ったか――。

日ユ同祖論の何が誤りかを明かし、聖書や神話から、古代ユダヤと日本のつながりを読み解く。

「渡来人=中国・朝鮮人」という誤った先入観を正し、

「スサノオはユダヤ系だった」
「日米の密約が天皇陛下を救った」

など衝撃の事実を明かす。

「知の巨人」が語る新しい日本國史。

著者について
1942年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める。著書に『日本美術全史』(講談社)、『日本の歴史 本当は何がすごいのか』『日本の文化 本当は何がすごいのか』『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』『世界文化遺産から読み解く世界史』『日本の宗教 本当は何がすごいのか』『日本史5つの法則』『日本の戦争 何が真実なのか』『聖徳太子 本当は何がすごいのか』『日本国史 上・下』『日本が世界で輝く時代』『ユダヤ人埴輪があった!』『左翼グローバリズムとの対決』『新 日本古代史』『決定版 神武天皇の真実』(以上、扶桑社)、『日本国史の源流』『京都はユダヤ人秦氏がつくった』『日本と中国 外交史の真実』(以上、育鵬社)、『日本神話と同化ユダヤ人』『「国譲り神話」の真実』『荒ぶる神、スサノオ』(以上、勉誠出版)などがある。

ネットの声

「昔、ユダヤ人が来たというのは初めて聞いた説ですが、確かに中に出てくる土偶などは全くユダヤ人の形をしているので、ユダヤ人がいたことは間違いない気がします。只、何千人も来日したとなるともっとはっきりしたいろいろな証拠があっても良いような気がします。」

「同化ユダヤ人説に感銘。何とも言えずドラマチックで壮大なロマンを感じました。今までの日本史の多くの謎や疑問が解かれました。」

「子供のころから、ずっと胡散臭いというかなんかヘン、と思い、日本史を深く学ぶ気になれませんでした。
そうしたナゾの全てがこの本で一掃され、日本人として感動してます。」

 

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