アラ還世代のアイドル「リリーズ」燕真由美さんの訃報

双子デュオ「リリーズ」妹・燕真由美さん死去 「雨の西麻布」の歌詞にも登場 2年前から脳腫瘍で闘病

1970年代に双子のアイドルとして活躍した「リリーズ」の燕真由美(つばめ・まゆみ)さんが1月24日に死去したことが26日、分かりました。

62歳。北海道出身。

葬儀・告別式は近親者のみで営む。後日、お別れの会を行う予定。

2年前から闘病生活

関係者によると、2年前に脳腫瘍と診断され、闘病してきたそう。

最近はコンサートなどに車いすで出演。

年明けには自身のフェイスブックで、姉の奈緒美(62)とのツーショットを掲載した年賀状を公開。

「真っ青な空に 真っ白な心で 私は迷わず書こう 希望!と」とつづっていました。

「好きよキャプテン」が最大ヒット

実家は北海道夕張市の電器店。

ステレオなどのオーディオ機器に囲まれた暮らしで、自然と歌が好きになり、店に出入りしていたレコード会社の推薦で親が応募したオーディションに合格。

14歳だった1975年、同年に引退した双子姉妹デュオ「ザ・ピーナッツ」の後継として、6月に「水色のときめき」でデビュー。

同年9月の2曲目のシングル「好きよキャプテン」が10万枚近くを売り上げ、2人にとって最大のヒット曲となりました。

「ズバリ!当てましょう」「銭形平次」などにもレギュラー出演。

さまざまなCMにも起用されるなど、お茶の間に親しまれました。

「同窓会コンサート」にも出演

85年にはとんねるずが発売した「雨の西麻布」に「双子のリリーズ」という歌詞が登場し話題となりました。

86年以降は事実上の解散状態となっていましたが、05年に再結成し、ライブ活動を再開。

14年からは西城秀樹さんや尾藤イサオ(79)らと「同窓会コンサート」にレギュラー出演し、往年のファンを喜ばせてきました。

ネットの声

「かわいい歌を歌った初期のイメージが強くて、デビュー4?5年でセクシーな歌やグラビアに路線変更した姿を動画で見て、びっくりした。ピーナッツ引退後すぐにナベプロの期待を背負うことになって、大変だったと思う。いろいろ乗り越えた近年の再結成は、声質はちょっと太くなったけど、プレッシャーもなく好きな歌をのびのび歌うことができて、リリーズには楽しかったのではないかと思う。「好きよキャプテン」はいつも丁寧に大切そうに歌っていて、そこが良かった。」

「リリーズさんは横浜の緑区にある都田中学に転入されたそうですが、父が自転車で一時間程かけて見に行ったそうです。愛らしい姿と柔らかな歌声に惹かれて人気があったとか。最近では夢グループのコンサートに度々出演されていたそうで。ご冥福をお祈り申し上げます。」

「同世代のファンが、勤労者から引退して時間を持て余し、再び「りりーず親衛隊」になるかなと思っているたんだけどね、残念。とんねるずの2人が一番落胆していると思う。」

おすすめの記事