高齢者の運転技能検査…逆走・信号無視は一発不合格

75歳以上の運転技能検査、逆走・信号無視は「一発不合格」…警察庁方針

警察庁は12月16日、一定の違反歴がある75歳以上のドライバーを対象に来年5月から免許更新時の受検を義務づける「運転技能検査」の方針を発表。

100点満点の減点方式で、70点未満を「不合格」とします。

逆走や信号無視は1回で不合格となります。

同乗する検査員が採点

検査は教習所や免許センターの敷地内で乗用車を運転し、同乗する検査員が採点を行います。

タクシー運転手など2種免許は80点未満で「不合格」となります。

期限内に合格しなければ免許は失効

警察庁の推計では受検対象は年間約15万人。

免許有効期限の半年前から何度でも受検できますが、期限までに合格しなければ免許は失効します。

希望すれば、生活に必要な原付きバイクなどの免許は維持できます。

サポカーの限定免許も

一方、警察庁は16日、同じ来年5月に始まる「安全運転サポート車」の限定免許について、自動ブレーキを搭載する新型車などを対象にする方針を決めました。

今後、対象車種や型式をホームページなどで公表するそうです。

ネットの声

「「免許有効期限の半年前から何度でも受検できる」とのことだが、受検回数は制限すべきだと思う。複数回不合格になる人は運転の適性がない人であって、そのような高齢者が今後運転適性が向上するとは思えない。」

「一定の違反歴がある75歳以上のドライバーよりも、ほとんど車を運転しないゴールド免許の高齢ドライバーの方が危険だと思うよ。普段乗らないから違反もしない、だからゴールドを維持してるだけの人。この手のドライバーがたまに運転して重大な事故を起こす方が怖い。」

「逆に今までこの基準が無かった事が驚き。交通ルールを熟知しそれを守りながら安全に運転する技術がある事を示す為の免許でしょ?交通ルールを知らない、理解出来ない、技術も無くてOKなら何のための免許だよ。日本は人が死なないと動かない国だね本当。」



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